─ 絶望の先の希望を、映画は目撃する。─

九州、博多を拠点とするミュージシャン、そして画家の山部善次郎、通称“山善”のドキュメンタリーがトリウッドに登場です。

1968 年、14 歳の彼を襲ったのはレコード盤から流れるロックンロールと高圧電線から流れる 6600 ボルト。失ったのは左目と鼻、得たものは音楽への揺るぎない情熱。
伝説のロッカー、ミスターダイナマイト、そして 99%不可能と言われた男の、57 歳から還暦への 3 年間を追ったドキュメント“ ロード ”ムービーが、地元福岡や名古屋・大阪での上映を経て、いよいよ都内初ロードショーです!

☆山部善次郎 プロフィール
1954年福岡県出身。本名、山部洋之。
14歳の時に高圧電線に感電する事故に遭い左目と鼻を失う。
中学校時代から音楽を始め、高校在学中に結成したバンド「田舎者」でライブハウス「照和」のステージに立ちその後九州産業大学商学部経済学科に進学、21歳の頃から山部善次郎と名乗り始める。
伝説のパンクバンドと言われる「The Drill」活動後の1978年に徳間ジャパンからデビューする動きがあったものの、録音の出来映えに満足出来無かった為この話を断り、自ら音楽的才能に見切りをつけて家業の紙卸問屋を継ぐ道へ。
しかし想いが断ち切れず29歳の時に活動を再開、30歳でファーストシングル「キャデラック」をリリース、34歳でコロムビアレコードから「山善フォークジャンボリー」をリリース。
また39歳の時から音楽活動と並行して油絵を描き始め、還暦までに10回を超す個展や美術展などへの入賞歴がある。
現在も地元博多を拠点に勢力的な活動を続けている。

2016 年 1 月 16 日(土)〜1 月 29 日(金)※平日火曜は定休
連日 20:00 より

<料金>
一般 1,800 円 学生 1,500 円 シニア 1,200 円 障害者(付き添い 1 名まで)1,000 円
夫婦・親子割 ペアで 2,600 円

<上映に関するお問い合わせ> 下北沢トリウッド 03-3414-0433

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa