東京テアトル配給の前田司郎監督最新作『ふきげんな過去』の追加キャストを解禁させて頂きます。
本作は、劇作家、小説家、シナリオライター、映画監督とジャンルを超えて多才に活躍する、今最も注目されている稀代のマルチプレイヤー前田司郎が『ジ、エクストリーム、スキヤキ』から満を持して挑む完全オリジナル脚本の監督第二弾作品です。
本作の主演で母娘役の小泉今日子と二階堂ふみに続き、小泉今日子扮する未来子を連れ去りにくる謎の男・康則役に高良健吾、二階堂ふみ扮する果子の甲斐性のない父親・タイチ役に板尾創路が決定致しました。そして、『私の男』で二階堂ふみの、『花子とアン』で吉高由合子の幼少期を演じ、その演技力で話題を呼んだ山田望叶が小泉と二階堂の親戚の子供役で出演しています。さらに、シティボーイズの大竹まこと、きたろう、斉木しげるが三人揃って出演。癖のある街の住人らを演じます。
北品川を舞台に、死んだはずの母・未来子(小泉今日子)と、女子高生の娘・果子(二階堂ふみ)とのひと夏の物語が始まります。

◆概要
作品名:『ふきげんな過去』
出演:小泉今日子 二階堂ふみ
高良健吾 山田望叶 兵藤公美 / 黒川芽以 梅沢昌代 板尾創路
監督・脚本:前田司郎
公開:2016年夏、テアトル新宿ほか全国公開

高良健吾コメント ※主演ドラマ撮影中で初号試写未見の為、撮影時を振り返ってのコメント
今回自分が呼んでもらった役は、とにかく不思議な居方でした。
演る前までとにかく迷って、演る時にはなにも疑わずとにかく真面目にやりました。それがこの映画のズレになってればいいなと思います。役で感じてた違和感もそのズレになってればいいなあと思います。
とにかく前田さんの現場の中に、思い込みMAXで真剣にいれたのはとても楽しかった。
この映画の中にあるズレ。それはもしかしたら日常の真ん中にあるのかもしれません。みなさんをどこか不思議な場所に連れて行ってくれると思います。

板尾創路コメント ※初号試写観賞後コメント

キャスティングが絶妙で、自然な家族のように映し出されてすばらしい。
ずっと見ていられる心地いい感じで、もっともっと先を見たい映画。
全体的に緊張感がありながらも、ニヤニヤさせてくれ、醸し出している雰囲気や
やりとりから滲み出ている感じが、どんどん物語の奥の見えていない部分が気になる、釘付けになる作品です。落ち着いて観れる、穏やかな映画で非常にすばらしかった。
前田監督の次回作もすごく期待できる作品になっていると思います!

小泉さんは非常にハマり役だった、なかなか他の役者さんでは考えられほどぴったりハマっていた。
二階堂さんは、子役の山田望叶ちゃんとのコンビの感じのやりとりが面白く、絶妙だった。

前田司郎監督コメント

高良さんとは『横道世之介』や『ジ、エクストリーム、スキヤキ』からの知り合いで、いつかがっつり一緒にやりたいと思っていた。
ただただカッコ良い男も、どこか抜けた憎めない美男子も両方出来ると思った。

板尾さんは昔からファンだった。
余計な芝居をしないのに、存在感のある人物をやれると思った。
タイチは此岸と彼岸の間にいる不思議な人物だ。

今後とも、本作品の応援を頂けると幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa