ターキッシュ エアラインズ (Turkish Airlines 本拠地: トルコ・イスタンブール 代表取締役:テメル・コティル) が特別協賛する日本・トルコ合作映画『海難1890』(配給:東映)が、12月5日(土)より公開となりました。

『海難1890』は、トルコと日本の間に起きた二つの史実をもとに描かれた映画です。1890年に、トルコの軍艦エルトゥールル号が日本で海難事故に遭遇し、現場付近の和歌山県串本町の人々が多数のトルコ人乗客を救出しました。そしてその95年後、1985年のイラン・イラク戦争において、航空封鎖によって孤立無援となった215名の日本人を、トルコがターキッシュ エアラインズ(当時のトルコ航空)の航空機を派遣してテヘランから救出しました。この二つの史実をもとに物語は構成されています。

12月1日には、公開に先駆けてワールドプレミアが開催され、集まった1,000人以上の来場者の前で一足早く公開されました。舞台挨拶では、映画の主演を務めた内野聖陽さんや忽那汐里さんをはじめ、トルコから駆け付けたケナン・エジェさんやアリジャン・ユジェソイさん、そして小澤征悦さん、宅間孝行さん、大東駿介さん、徳井優さん、螢雪次朗さん、かたせ梨乃さん、高野あゆ美さん、夏川結衣さん、永島敏行さん、田中光敏監督が登壇しました。また、1985年当時の機体デザインを復刻したターキッシュ エアラインズの特別機“KUSHIMOTO” (機材:A330-200) に乗って来日したトルコの共演者ムラット・セレズリさんやメフメット・オズギュルさん、メリス・ババダーさんも檀上に上がり、挨拶をしました。

最後にテヘラン在留邦人救出劇当時の飛行機に実際に搭乗していたターキッシュ エアラインズの元キャビンアテンダントであるアイシェ・オザルプさん (56歳)が、当時のユニフォームを着用し、主演の内野聖陽さん、ケナン・エジェさんやアリジャン・ユジェソイさんに向けて、トルコの国花であるチューリップの花束の贈呈が行われました。また、忽那汐里さんには、ターキッシュ エアラインズ東京支社長のムスタファ・ドクメタシュより、当時の救援機である「DC-10」のモデルプレーンの贈呈が行われました。
ターキッシュ エアラインズ東京支社長のムスタファ・ドクメタシュは次のように述べています。

「当時の串本町の方々やテヘランに向かったターキッシュ エアラインズの社員の勇気と真心が詰まった、トルコと日本の真の友情を描いたこの映画を、ぜひ沢山の皆さまに観て頂きたいと思います。ターキッシュ エアラインズは、今後も日本とトルコの架け橋となるべく、尽力していきたいと思います。」

なお、ワールドプレミアが行われた会場では、参加者に向けてターキッシュ エアラインズの現役のキャビンアテンダントとの写真が撮れるフォトブースが設営されました。そのブースで写真を撮ってツイッターに「#ターキッシュエアラインズ」をつけて上げると、イスタンブール往復チケットが1組2名様に当たるキャンペーンも実施しており、参加者は楽しんで撮影大会をしていました。同じく会場では、参加者に向けてトルコのお菓子バクラバがターキッシュ エアラインズのビジネスクラスでケータリングを提供している現役のフライング・シェフより来場者に向けて配布されました。

12月24日にトルコ・イスタンブールでのプレミアを予定しています。

ターキッシュ エアラインズについて
ターキッシュ エアラインズは、トルコのフラッグキャリアとして世界111ヶ国 280都市の広範囲なネットワークで世界一の就航都市数を誇る航空会社です。また、そのサービスクオリティにおいても、英SKYTRAX社が実施したワールド・エアライン・アワードで5年連続で欧州ナンバー1の航空会社「ベスト エアライン ヨーロッパ」として表彰されています。5,900平米以上のスペースを有し、1,000人以上の席を設けているイスタンブールのビジネスラウンジは、世界で最も豪華なラウンジの一つとして知られており、2015年度の同アワードの「ワールド ベスト ビジネスクラス エアライン ラウンジ」、「ワールド ベスト ビジネスクラス ラウンジ ダイニング」に輝きました。
ターキッシュ エアラインズHP:http://www.turkishairlines.com/en-jp

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執筆者

Yasuhiro Togawa