世界遺産の美しき街・ティンブクトゥで、イスラム過激派は何を行ったのか?

近年アフリカで起きた事実をベースに描かれフランスにて100万人を動員した『禁じられた歌声』(原題:TIMBUKTU)を12月26日よりユーロスペースほか全国順次公開する運びとなりました。本作は、世界遺産にも登録されている西アフリカ・マリの古都ティンブクトゥの美しい砂の街を舞台に、愛と憎しみを通して、人間の「赦し」とは何かを描いた壮大な叙事詩。
フランスでISによるテロ事件が勃発し、恐怖が蔓延し混迷を極めるイスラム過激派の問題。そんな中、マリで育ったアブデラマン・シサコ監督がどうその問題を描くかにも注目が集まっている作品です。

映画的な評価も高く、フランス映画の最高栄誉・セザール賞7部門を独占し、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ世界を慟哭させた感動作です。

この度、イスラム過激派が銃を打ち鳴らし、過激派の兵士が作った法によって街を少しずつ支配していく様がリアルに描かれる冒頭映像が公開となります。

https://youtu.be/J93pMf9DnsU

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=53627

執筆者

Yasuhiro Togawa