2015年── 全人類が待ち望んだ“STAR WARS YEAR” 映画を超えた史上空前のエンターテイメントの祭典。魅力的なキャラクターたちが織り成す<家族の愛と喪失の物語>として長く人々に愛されてきた「スター・ウォーズ」。

史上空前のエンターテイメントの「スター・ウォーズ」シリーズの最新作にして、その新たなる3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』がついに公開(12月18日(金)18時30分)。予告編にもチラリと登場した抱擁シーンでは世界中を喜ばせたオリジナル3部作で<愛>を象徴するカップル、ハン・ソロとレイアのキャラクターバナーが解禁となった。

ハン・ソロは銀河のならず者で、密輸船の凄腕の操縦士として『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(77)から登場したハリソン・フォードが演じるキャラクター。ルークやオビ=ワン・ケノービとの出会いにより、帝国軍に囚われたプリンセス、レイア救出に力を貸すことに。その後の旅でも気が強い2人、ハン・ソロとレイアとはいがみ合ってばかりだったが、数々の危機を切り抜けた2人はいつしか愛しあう仲になる。
ハン・ソロの大胆で男前な行動とレイアのプリンセスとは似つかわしくない勇敢な姿は、当時から現代でも常に人気を獲得し続けており、この映画史に残るツンデレ系カップルは<憧れのカップル>として30年以上もの間ファンから愛され続けている。
#フィンを演じるジョン・ボイエガは「でっかいハン・ソロのフィギュアを家から持って行ってサインを貰ったよ!『妙な気分だな』って言いながらちゃんとサインしてくれたんだ(笑)。僕にとって、それが撮影中に果たすべき最大の使命だった」と元来からの大ファンであることを話している。

こんなにも世界的人気を獲得したキャラクターにも関わらず『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(83)以降30年以上の間、ハリソン・フォードがハン・ソロを演じることに後ろ向きだという報道がしばしばされており、その度にファンをガッカリさせて来た。
では何故『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』には“帰ってくる”気になったのだろうか?
「どのインタビューでも話題には必ず上がるけど、『スター・ウォーズ』シリーズに特定したインタビューに答えるのは、おそらく25年ぶりかな」と話すハリソン・フォードはその理由を「ストーリーだよ。やってみて面白そうな作品だと思ったんだ。」と短い言葉で表現する。強く説得されたのか?という問に対し「私にもある程度の利己心があったからね。でも、初めて脚本を読んだ時、とても引きつけられた。次いで、以前から知っていたJ.J.エイブラムスと一緒に仕事をしてみたかった事だね。(仕事を受けるには)色々な要素があるが、私がこの企画に惹かれた一番の理由は、創られる映画作品自体に惹かれた事だ。」と作品へ参加した理由を付け加え、30年以上もの間「スター・ウォーズ」との距離を置いていた事も匂わせながらも、「フォースの覚醒」のストーリーの魅力を明言している。

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シリーズでも、映画史に残る名言を残してきたハン・ソロ。
・俺に命令できるのはこの俺しかいない(I take orders from just one person…me!)
・確率などくそ食らえだ(Never tell me the odds.)

そして、ハン・ソロ&レイアのレジェンドカップル
・ハン・ソロ)悪党だからホレたんだろ?君の周りにいなかった。
(You like me because I’m a scoundrel. There aren’t enough scoundrels in your life.)
レイア)やさしい人が好きなの。(I happen to like nice men.)
・レイア)愛してる。(I love you.)
 ハン・ソロ)知ってるさ。(I know.)
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ハリソン・フォードがストーリーを大いに気に入り参加した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では、どんな名言が飛び出すのか?

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執筆者

Yasuhiro Togawa