今泉力哉(nico)、大森靖子(サマーセール)、BiS(アイドル・イズ・デッド)、山戸結希(おとぎ話みたい)、加藤綾佳(おんなのこきらい)などの才能を世に送り出して来た音楽×映画のコラボ映画祭「MOOSIC LAB」2016年度のグランプリ・観客賞ほか史上初の6冠に輝いた酒井麻衣監督作『いいにおいのする映画(Be A Light To The World)』が、昨年の『おんなのこきらい』に続き、新宿シネマカリテにて2月6日(土)〜2月19日(金)にレイトショー&全国順次公開されることが決定!この度、第1弾のポスタービジュアル、公式サイトと共に情報解禁となりました!

 本作は、国内外で活動するブルータル・オーケストラ“Vampillia”の音源、ライブパフォーマンスに惚れ込んだ24歳の新鋭・酒井麻衣監督による当て書きのオリジナルストーリーで、照明技師を目指す少女・レイ、Vampiliaの楽曲制作とPAを努める少年・カイト、”Vampillia”を巡る日本のインディーズ映画では珍しいダーク・ファンタジーテイストの青春映画。酒井監督と精鋭スタッフたちは、フレッシュな俳優たちの熱演とVampilliaが手がける音楽の力を得て、モノクロ・パートカラーを巧く使い分け、スタンダードサイズの画面いっぱいに魅惑的な世界観を映し出した。主人公の夢見る少女・レイ役ににミスiD2015グランプリストにして、Music VideoがYoutubeで1000万回を超える再生回数となった異色のアイドルユニット”LADYBABY”の金子理江。ほぼ初演技とは思えない堂々の存在感を見せ、物語のハイライトであるVampilliaによる劇中歌もエモーショナルに歌い上げている。W主演となるカイト役は大ヒット作『百円の恋』に出演した後も続々と出演作が待機中の新進気鋭の俳優・吉村界人。さらに映画初出演となる人気アイドルグループ”ジュネス★プリンセス”のメンバーでミスiD2015ファイナリスト・中嶋春陽もレイを見守る親友の委員長役を好演。3人の瑞々しい演技のアンサンブルは本作の大きな見所となっている。そして、いい顔&個性派揃いのVampilliaのメンバー11人も本人役で出演し、映画を荒唐無稽に彩る。中でもモンゴロイドはカイトの父親という重要な役を、ミッチーは映画を牽引する影の主役として俳優顔負けの見事な演技を見せた。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa