11月22日(現地時間)、第20回英国アカデミーチルドレンアワードの授賞式がロンドンで開催され、映画『パディントン』が<長編映画部門>で受賞いたしました。同部門では、『ベイマックス』『インサイド・ヘッド』『ひつじのショーン』がノミネートされ、どの作品も世界的大ヒットを記録し、子供から大人まで愛される作品ばかり。
受賞式のスピーチでは、ポール・キング監督は「このような素晴らしい競合作品の中で受賞できたことは素晴らしいし、とても光栄です。PIXAR作品を抑えて受賞するというのは驚いているけど、とても嬉しいです。妻にも感謝したいです。私たちはパディントンの最初のミーティングをした週に初めてデートをして、映画が公開になる前には2度目の結婚記念日を迎えていました。つまりとても長い道のりでしたがその価値がありました」、製作総指揮のひとりであるロージー・アリソンは「この映画製作には、10年間という長い年月がかかった。しかし、この映画の成功は、ここにいる素晴らしい、監督で脚本家のポールと一緒に作れたことだと思う」と喜びを伝えた。

ペルーのジャングルからロンドンのパディントン駅にやってきた小さな紳士(クマ)が、ブラウン一家に出会い、“パディントン”と名づけられ、共に暮しながら巻き起こる冒険を描いた本作。笑いと感動の涙が詰まったこの冬イチのハートウォーミングムービーに、ぜひご期待ください!

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執筆者

Yasuhiro Togawa