大人気作品「遊☆戯☆王」が、初の長編アニメーションとして公開されることが発表されてからというもの、風間俊介(武藤遊戯)×津田健次郎(海馬瀬人)というファン待望の名コンビの復活、原作者:高橋和希自らが、原作・脚本・キャラクターデザイン(製作総指揮)として携わることなどの続報が解禁され、日本のみならず海外からも注目を集めている新作映画、劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』。

これまで、その神秘的なビジュアルのみが先行解禁し話題を博していた謎の少年の名前と、演じる人物が判明!謎の少年の名前は「藍神」(あいがみ)・そして、人気・実力共に備えた俳優の林遣都が演じることが分かった。林は、07年、あさのあつこ原作のベストセラー小説の映画化「バッテリー」で、中学時代の野球経験を活かして天才ピッチャー役で俳優デビューを果たし、同作で第31回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した後、映画『パレード』(10)やWOWOW連続ドラマW『しんがり〜山一證券 最後の聖戦〜』(15)そして、2016年には『にがくてあまい』『僕だけがいない街』『グッドモーニングショー』、第153回 芥川龍之介賞を受賞した、又吉直樹の小説「火花」の映像化で主演を務めることが決定している、実力派俳優である。

今回の林の起用に関して、プロデューサーである実松照晃(じつまつてるあき)は「私の中で、明るい役から影のある役までを幅広く演じているという印象があり、今作のサブタイトルが『THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』に決まった時、真っ先に名前が浮かんだ俳優さんです。これだけキャリアがあるのに、声優を務めたことがないとのことで、どんな風に藍神を演じて頂けるのか、林さんが演じることでどんな藍神に出会えるのかとても楽しみです。藍神の正体については徐々に明かしていくつもりですので、楽しみにしていてください。」と述べている。藍神の名前と林遣都の起用が発表されて尚、藍神に関する詳細は明らかにならずだったが、遊戯・海馬との関わりが今後も注目を集めることとなりそうだ。

12月12日(土)からは、一部を除く全国の劇場にて、劇場版で海馬が呼び出す、新たな「青眼の亜白龍」(ブルーアイズ・オルタナティブ・ホワイト・ドラゴン)のカード付き前売り券が発売となる今作。TVシリーズでも描かれなかった、誰も観たことのない、原作者本人が手がける『遊☆戯☆王』から、ますます目が離せなくなる!

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=41002

執筆者

Yasuhiro Togawa