2011年暮れの急逝から4年。故・森田芳光監督の輝かしい伝説の幕開けとなった劇場デビュー作『の・ようなもの』の35年後が、森田作品ゆかりの豪華キャスト、スタッフにより完全オリジナルストーリーで映画化された『の・ようなもの のようなもの』が2016年1月16日(土)新宿ピカデリーほか新春ロードショーとなります。

何者にもなりきれないものたちの、笑いと涙にあふれた物語

<人間ってやっぱり面白い!>という森田監督が一貫して追求したテーマをしっかり踏襲し作り上げたのは、『の・ようなもの』以降、森田作品を助監督として支え続けた杉山泰一。主演は、森田監督の遺作『僕達急行 A 列車で行こう』の松山ケンイチ、ヒロインは『間宮兄弟』の北川景子が務め、そして『の・ようなもの』と同じ役で伊藤克信が登場。同作の尾藤イサオ、でんでんらも顔を揃える他、森田作品ゆかりの、野村宏伸、鈴木亮平、ピエール瀧、佐々木蔵之介、塚地武雅、宮川一朗太、鈴木京香、仲村トオル、笹野高史、内海桂子、三田佳子ら超・豪華キャストが「まさか」の役どころで姿をあらわす。
天国の名匠も、ふんわり微笑むようなオマージュを超えた新しい「青春映画」が完成!

公開にあわせて『小説 の・ようなもの のようなもの』としてノベライズ本が角川文庫から、11 月25 日(水)に発売となる。
巻末には、主演の松山ケンイチと北川景子のインタビュー、森田芳光フィルモグラフィなど、盛りだくさんの内容が特別収録されており、映画とはまた一味違った小説ならではの味わいを堪能できる。

【書籍情報】「小説 の・ようなもの のようなもの」
原案:森田芳光 / 脚本:堀口正樹 / 著:會田望
定価:640 円(税抜) 角川文庫刊

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執筆者

Yasuhiro Togawa