あの『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督が20年の構想を経て完成させた超大作海外ドラマ『ストレイン 沈黙のエクリプス』がいよいよ11月6日(水)に日本上陸を果たす。感染、クリーチャー、蟲、吸血鬼などデル・トロ監督が愛するものがふんだんに盛り込まれたSFパニック・アクション作品のDVD&ブルーレイリリースを記念し、日本を代表する大人気サバイバルホラー漫画、「彼岸島」とのタイアップが決定、その“衝撃”のコラボイラストが本日、解禁となった。
漫画「彼岸島」は、作者である松本光司氏のライフワークとも言える作品で、吸血鬼など異形の怪物と対峙するサバイバルホラーの傑作。ヤングマガジン(講談社)で8年間連載され、現在その続編が連載中の大ヒット漫画である。

このコラボのきっかけとなったのは、「彼岸島」と『ストレイン 沈黙のエクリプス』の2作品の共通点として感染者が人間を襲い感染者を増やすという点や、吸血鬼、サバイバルといったテーマが酷似していることから、関係者が松本光司氏にコラボの話を持ちかけたところ、松本氏がデル・トロ監督作品の大ファンであることが判明。さらにデル・トロ監督も日本オタクで日本のコミックに並々ならぬ愛情を持っていることから話はすぐにまとまった。
松本氏は本作について、「パンデミック物と思わせておいて、気がついたら自然と古典的ホラーの形になっていたという、素晴らしい構成」と大絶賛。さらには自分とデル・トロ監督との共通点として「虫とか、ねちょねちょした物とか好なんだろうなぁって辺りは共感します。こういうのを待っていた!という感じです!」と熱く語ってくれた。
解禁されたコラボイラストは松本氏直筆で、『ストレイン』で感染した人間が陥る異形の姿が、まさに絶妙なタッチで描かれ、自身のものか別の者を襲った後なのか、おびただしい量の血も見受けることが出来る。このコラボイラストと松本氏の詳細なインタビューは11月2日発売のヤングマガジンにてドラマ紹介と共に掲載される予定なので、気になる方は本誌もチェックしてみてほしい。また、全国のレンタル店、公式ホームページ上にも掲出される予定なので、是非、足を運んでイラストの“生”の迫力を感じてみて欲しい。ブルーレイ&DVDは11月6日発売となる(先行デジタル配信中)。

<ストーリー>地上との交信を絶ち、ニューヨークJFK空港に旅客機が着陸するが、乗員乗客のうち206名が謎の死を遂げ、4名だけが生存していた。疫病予防管理センター(CDC)が機内を調査すると、貨物室に積まれていた棺のような箱と、中には土と回虫のような虫がいるのを発見した。CDCが206名死亡原因究明にあたる中、謎の生命体が猛威を振るい始める。そして人類の存亡をかけた壮絶な闘いの幕が上がる。

<STAFF&CAST>エフ…コリー・ストール(咲野俊介)、ノーラ…ミア・マエストロ(樋口あかり)、セトラキアン…デヴィッド・ブラッドリー(堀 勝之祐)、アイヒホルスト…リヒャルト・サメル(広瀬彰勇)、ジム・ケント…ショーン・アスティン(高木 渉)/原作・企画・製作総指揮・脚本・エピソード監督:ギレルモ・デル・トロ

■発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン  <公式サイト>http://video.foxjapan.com/tv/strain/

11月6日(金)ブルーレイ&DVDリリース決定!
<先行デジタル配信中!>

執筆者

Yasuhiro Togawa