この度、ラッセル・クロウ監督デビュー作にして主演最新作『ディバイナー 戦禍に光を求めて』が2016年2月27日(土)より、有楽町スバル座ほか全国順次ロードショー公開が決定致しました。

ラッセル・クロウでしか、この映画を描くことも演じることもできなかった

「私が監督になるためにこの映画を選んだのではない、この映画が私を監督に選んだのだ」と語るラッセル・クロウ監督デビュー作『ディバイナー戦禍に光を求めて』は、第一次世界大戦中のトルコ・ガリポリの戦いから4年後、生死も分からない3人の息子達を探し出すため、オーストラリアからやって来た父親の底知れぬ喪失感と圧倒的な愛を描いた叙事詩。

実話をベースにした本作は、ラッセルでしか演じることのできない哀愁漂う父親像を見事に体現するとともに、トルコ・イスタンブールをはじめとする壮大なロケーションを舞台に、甚大な戦死者を出したガリポリの戦いをオーストラリアとトルコの双方の視点から忠実に描いている。オルガ・キュリレンコが見事なトルコ語を披露する妖艶な女性を演じるなど、実力派俳優が脇を固める。
尚、本作はオーストラリア アカデミー賞最優秀作品賞ほか主要3部門を受賞している。

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執筆者

Yasuhiro Togawa