マット・デイモン主演の感動の超大作『オデッセイ』(2016年2月5日公開)が世界的大ヒットとなっているリドリー・スコット監督の次回作のタイトルが『エイリアン:コヴナント(原題)』に正式決定した。同時にこの作品が『プロメテウス』の続編であり、『エイリアン』シリーズに繋がる作品であることも発表された。配給は20世紀フォックス。全米公開は『ゼロ・グラビティ』『オデッセイ』同様に10月の第1週となる2017年10月6日に決定。宇宙を舞台にした更なる大ヒットが期待されている。更に日本でも2017年に公開が予定されている。
『エイリアン』(79年)で監督を務めたリドリー・スコットは、同シリーズの続編に関わることはなかった。30年以上の時を経て発表した12年の『プロメテウス』は、『エイリアン』に繋がる作品か否か様々な憶測が飛び交ったが、今回の『エイリアン:コヴナント(原題)』のタイトルと同時に発表されたシノプシスで、この作品が『エイリアン』の前日譚三部作の第二章となり、『プロメテウス』の続編で、『エイリアン』に直結するストーリーであることが正式に発表された。
その注目のストーリーは以下となる——銀河系のはるか彼方の惑星を目指したコロニー船、コヴナント号の乗組員は未知の楽園を発見する。しかし、そこは暗黒の危険な世界だった。この地のただひとりの住民は、不運なプロメテウス号乗組員の生き残りである“アンドロイド”のデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)だった。
『プロメテウス』が投げかけた様々な謎は『エイリアン:コヴナント(原題)』で解決されるのか? 『プロメテウス』でデヴィッドと共に生き残ったエリザベス(ノオミ・ラパス)はどこに行ってしまったのか? プロメテウス号はウェイランド社により派遣、同社は日系企業に買収され、ウェイランド・ユタニ社となり、『エイリアン』のノストロモ号を派遣したのだか、コヴナント号を派遣するのはどの会社か? コヴナント号のクルーはノストロモ号のクルーと出会うのか? そして、契約や聖約、あるいは盟約と訳される“コヴナント”という副題の真の意味とは? 早くも様々な憶測が世界中を飛び交っている。
全世界が注目する『エイリアン:コヴナント(原題)』の全米公開まであと約700日。

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執筆者

Yasuhiro Togawa