アカデミー賞®に輝く巨匠リドリー・スコット監督が、類まれな圧倒的演技力で世界中を魅了し続けるマット・デイモン主演で描く感動の超大作『オデッセイ』(2016年2月5日公開)。10月2日に全米で公開されるやNo.1で好発進し、『ゼロ・グラビティ』についで、全米秋興行の歴代2位を記録。また主要メディアで圧倒的な支持を受け、早くもアカデミー賞候補に名乗りをあげた。海外でも20カ国でオープニングNo.1スタートを記録した。この度、そんな世界中で大ヒットの本作の予告編が解禁!NASAが、脚本から主撮影までプロジェクト全般で重要な協力者およびコンサルタント、アドバイザーを務めた本作の圧倒的リアリティとスリルみなぎるヴィジュアル、極限状況においても決して人間性を失わない魅力的な主人公の姿が明らかになった。

宇宙飛行士のマーク・ワトニーは、火星での有人探査の最中に嵐に巻き込まれて死亡したと推測され、残りの乗組員は火星を去ってしまう。しかし、生き延びていたワトニーは、わずかな供給品しかない状態で、彼は知恵と精神力、創意工夫の才能を発揮して、地球に自分が生きていることを知らせる方法を見つけなければならない。
 
解禁された予告編では、極限状況でも人間性を失わず科学を武器に生き残ろうとするワトニーの姿が描かれる。NASAが受信した映像にはワトニーが「火星で家庭菜園だ」と喜ぶ姿が映し出されるが、火星という決して人間を歓迎する環境ではない場所でどのように水と食料を作り、どのような方法で地球と連絡を取るのか?一方で彼を置き去りにしてしまったことを悔やみ救出しようとするチーム乗組員メンバー、NASAの職員や技術者たちの葛藤と友情も映像では、みてとることができる。そして彼らが計画する不可能とも言える大胆な救出ミッションとは?果たして世界70億人を巻き込む“史上最大の奇跡”を起こすことは出来るのか?

監督は「想像を絶する孤立状態に置かれたマーク・ワトニーが危機的状況に対応していく様子を見せる究極のサバイバル・ストーリーだ。マークは、絶望し、避けられないものとして死を受け入れるのか、それとも、これまで培った訓練の成果に、創意工夫の知恵やユーモア・センスを生かして、冷静に問題を解決していくかにかかっている」とワトニーにとって一番重要な戦いは、自分の意思との戦いだと明かす。対して、デイモンは「ワトニーのユーモアと非常に緊迫した状況でも落ち着いて対処できるところに惹かれる」とユーモア・センスを発揮し、絶望感に陥らず、悲惨な状況にとらわれることなく対処するワトニーのキャラクターについて分析する。

たったひとりの男の不屈の挑戦が、心揺さぶる“史上最大の奇跡”をたぐり寄せるアドベンチャー超大作。ワトニーをはじめとする登場人物たちの苦難、絶望そして、希望に縁どられた長い旅路の先に最高の興奮と感動が待っている。

予告編
https://youtu.be/CKJ-zn_vwBI

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執筆者

Yasuhiro Togawa