史上空前のエンターテイメント「スター・ウォーズ」の最新作にして、その新たなる3部作の一作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』がついに公開(12月18日(金)18時30分全国一斉公開)。本作の公開を記念して、作品の世界を体感いただける展示会を“入場無料”で開催します。

<展示ブース>
◆“スター・ウォーズ・イヤー”ブース
2015年“STAR WARS YEAR”を盛り上げ、様々なイベントに登場したアートが東京初上陸を果たす。
⇒さっぽろ雪まつり、青森県田舎館村の田んぼアート、青森ねぶた祭りでの<スター・ウォーズねぶた>の登場、鳥取砂丘の砂像“砂のスター・ウォーズ”、過去最大の観客動員を記録したカワサキ ハロウィンでのSWパレードなど、日本列島を駆け巡った“熱気”が東京にやってくる。

◆『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ブース
⇒パネル展等、ここでしか見られない展示の数々を予定している。

◆『スター・ウォーズ』アーティスト・プロジェクト ブース
⇒日本の著名なアーティスト達が創造したスター・ウォーズ・アート等を展示する予定。

タイトル:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開記念 〜スター・ウォーズの世界〜フォース・フォー・ジャパン〜
開催期間:12月18日(金)〜12月29日(火)
開催時間:11:00〜20:00
会場:汐留・日本テレビ 2階日テレホール 東京都港区新橋一丁目6-1
JR/都営浅草線/東京メトロ銀座線「新橋駅」、都営大江戸線「汐留駅」
★入場無料
★会場にお越しの方にプレゼント! スター・ウォーズの世界 〜フォース・フォー・ジャパン〜 オリジナル・ポストカード!
※会場内混雑時には写真撮影などご遠慮頂く場合がございます。予めご了承ください。
主催:読売新聞社 協力:日本テレビ/ウォルト・ディズニー・ジャパン
お問い合わせ:日テレイベンツ(03)3222-2885 (平日11:00〜20:00)
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「スター・ウォーズ」の創造主、ジョージ・ルーカスは、その作品に数え切れないほどの日本的要素を盛り込んでいる。映画を学んでいたUSC(南カリフォルニア大学)で日本映画、とりわけ黒澤明の諸作品に触れ、多大な影響を受けていたからだ。数ある黒澤作品のなかでも、もっともルーカスに影響を与えたのは『隠し砦の三悪人』(58)だろう。コミックリリーフである凸凹コンビ、太平(千秋実)と又七(藤原釜足)は、シリーズの道先案内人的存在であるドロイド・コンビ、C-3POとR2-D2の誕生に大きな影響を与え、同作品のお転婆で男勝りなお姫さま雪姫(上原美佐)からインスパイアされてレイア姫を創り出した。Ep.4の最後、レイアがルークたちに褒美を取らすというシチュエーションも『隠し砦の三悪人』とよく似ている。そもそも“ジェダイ”も日本の“時代劇”という響きから生まれたものだとも言われている。
「スター・ウォーズ」の誕生に、日本文化が多大な影響を与えている事を考えると、2015年の日本列島の盛り上がりは納得がいくだろう。是非、映画を超えた世界的なエンターテイメントを体感する上で、日本文化とのつながりを再確認してみてはいかがだろうか?

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa