野村萬斎&宮迫博之、
衝撃の初ビジュアルが解禁!!!

2016年GWに全国公開予定の映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』。
現代劇初挑戦の野村萬斎が、残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読むことができる元・お笑い芸人で人間嫌いの仙石和彦を熱演し、宮迫博之が口は悪いが仙石が唯一、本音でぶつかれる元相方の丸山竜司を演じる。これまでにないコンビがスクリーンで誕生し、様々な事件に挑んで行く。さらに、最強の2人に加え、安田章大、杉咲 花、木村文乃と注目のキャスト陣が名前を連ねる。

この度、本作の仙石和彦演じる野村萬斎と丸山竜司演じる宮迫博之の2人が、かつて組んでいた芸人コンビ・マイティーズの衝撃の初ビジュアルが解禁となった。当時、日本を熱狂させた伝説のコンビとは・・・。

■これが伝説の芸人コンビ・マイティーズのポスタービジュアル!!
一つは劇中にも登場するマイティーズのポスター。そこには、仙石の残留思念の能力を使い、日本中を湧かせていた“かつて”を彷彿とさせる派手な紫色のギラギラのスーツを着た丸山と、まるで探偵のような服装に分厚い手袋をはめている仙石の姿が。丸山を演じた宮迫博之は芸人のイメージと変わらぬ飄々とした表情を浮かべ、一方、仙石を演じる野村萬斎は独特な髪型に違和感たっぷりの雰囲気を漂わせる・・・。初の現代劇の挑戦である野村だが、それ以上に、今にまで見たことのない衝撃的なビジュアルを披露している。ド派手なインパクトにどのような芸風なのか、これまでにないコンビの化学反応に期待が集まる。

■日本中が熱狂!?マイティーズの十八番ネタ披露中!?
もう一つは劇中の場面の一コマ。“笑撃エンタ共和国”と書かれた看板を背に、マイティーズが舞台でネタ披露中しているワンシーンである。マイクを手にいきいきとした表情の丸山とは真逆に、浮かない顔をしている仙石。
観客の方へ指を指す丸山と、右手の分厚い手袋を外している仙石の姿を見るに、マイティーズの十八番ネタである仙石の“能力”を披露しようとしていることがわかる。果たして、残留思念を読み取るという特殊能力を使った芸風はどのようなものなのか、そして、どのように観客の心を掴んでいたのか…。さらに、このステージで仙石が読み取るものは一体何なのか・・・?今ではその能力の代償に精神をすり減らし、コンビ解散していることから貴重な場面である。

<野村萬斎さま コメント>
宮迫さんの漫才の呼吸と僕の狂言の呼吸が同じテンポの良さを持ったり、時には間をもってひゅって投げたり、そういうキャッチボールの面白さを感じながら、息の合った漫才ができたと思っています。また、正直言って台本がないシーンも多く、基本アドリブでやってました。(笑)彼は本業ですからどんどんツッコミを入れて来て、僕がぼけたりしながらやっていったのは面白かったですね。そのシーンは、エキストラの方しか観ていないのですが、その場にいた皆さんは楽しんで下さったようです。
(今までにない衣裳について)ハロウィンのようなコスプレ感を楽しみました。普段の私とのギャップをご期待ください。

<宮迫博之さま コメント>
(野村萬斎さんと舞台で漫才をされて)本当のコンビ(雨上がり決死隊)と同じ立ち位置でしたので、違和感なく役に入ることができ、初めてとは思えない程、自然に演じることができました。ギラギラした派手な衣裳を着て、昭和初期の漫才師の気分になれて、新鮮な気持ちでした。
もし、マイティーズのような能力を持ったコンビがいたら、日本のみならず世界をまたにかけた活躍も夢ではないと思います!

■今、人気の製作スタッフが集結!!
●ヒット作を生み出し続ける人気脚本家・古沢良太、渾身の書き下ろし!
『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)の共同脚本で日本アカデミー賞最優秀脚本に始まり、話題作となった『キサラギ』(07)、『60歳のラブレター』(09)、『探偵はBARにいる』シリーズ(11)(13)、『少年H』(13)、『エイプリルフールズ』(15)など多くのヒット作を手掛ける。一方、TVドラマでも『相棒』(EX)では日本民間放送連盟賞テレビドラマ部門優秀賞、『ゴンゾウ〜伝説の刑事〜』(EX)では第27回向田邦子賞、近年も『鈴木先生』(TX)ではギャラクシー賞と日本民間放送連盟賞テレビドラマ部門最優秀賞W受賞や『リーガル・ハイ』シリーズ(CX)でギャラクシー賞やザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞、東京ドラマアワード優秀賞などを受賞するなど、話題作を手掛ける実力派の若手ナンバーワン脚本家である。その古沢が本作のために満を持して、オリジナル脚本を書き下ろした。

●常にエンターテインメントの前線で抜群の演出力を魅せる金子修介監督がメガホンを握る!
1955年、東京都出身。東京学芸大学卒業、84年ににっかつ(現・日活)に入社、監督デビュー。退社後も、幅広い作品を撮り続ける。平成ガメラ3部作『ガメラ大怪獣空中決戦』(95)、『ガメラ2 レギオン襲来』(96)、『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』(99)では大きな話題を呼んだ。また『恋に唄えば♪』(02)、『あずみ2 Death or love』(05)、さらには、06年に公開し大ヒットした『デスノート』、『デスノート the Last name』も手掛け、国内だけでなく海外でも高く評価され、ブリュッセル映画祭観客賞を受賞。本作でもエンターテインメントの前線で魅せてきた抜群の演出力を発揮する。

●企画は人気キャラクター・名コンビの生みの親・須藤泰司!
1968年、北海道出身。92年に東映入社。日本テレ・シナリオ登竜門‘98佳作入選。プロデューサーとして多くのテレビドラマを手がける。代表作に『相棒』Pre Season〜season5、「ゴンゾウ 伝説の刑事」「853 刑事・加茂伸之介」など。映画では、『探偵はBARにいる』(11)で、本作の脚本を務める古沢良太とともに第35回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞し、プロデューサーとしても第31回藤本賞・新人賞を受賞、その後、『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』(13)を製作する等、人気シリーズを手がけている。今回は、多くの人気キャラクター、名コンビを生み出し続けている古沢と共に、新たな魅力的な作品を作りあげる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa