『アバター』『タイタニック』に次ぐ全世界歴代興収第3位にランクインし、世界興行収入はすでに約16億6,591万ドル(日本円にして約2000億円)に到達している『ジュラシック・ワールド』。(Box Office Mojo 調べ)

日本では夏休み映画の注目作として8月5日(水)に公開した本作。
封切後は多くの劇場で満席が続き、他作品を寄せ付けない圧倒的な強さで3週連続週末No.1を記録!9月に入ると70億円、80億円と着々と記録を伸ばし、10月には過去5年間の実写ハリウッド作品で2011年『ハリーポッターと死の秘宝 PART2』(最終興収96.7億円)以来の90億円を突破した。そして、遂にこれまで2015年度(2014年冬以降作品)のトップだった『ベイマックス』(2014年12月20日公開)を超え、累計興行収入が92億134万9300円となり、2015年度“No.1”の座に就いた。

本作は公開時に最新技術のMX4D/4DXでの上映形態もスタート。
販売開始と同時に売り切れる劇場が多発するなど、近年の映画界では稀に見る社会現象を引き起こし話題となった。映画をただ鑑賞するだけではなく、その場にいるかのような感覚を味わえる”体感型映画”が新しいものを求める観客のニーズと合った結果となった。

本作は既に続編の制作が発表されており、その内容は世界各国のファンの間で様々な憶測が飛び交っている。続編の期待値は高く、鑑賞者アンケートでは70%程度の観客が早くも2018年に公開される予定の続編を劇場で鑑賞する意向を示している。

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『ジュラシック・ワールド』

【累計】 (動員数)611万5,859人/(興行収入)92億134万9,300円

※11月4日(水)時点

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執筆者

Yasuhiro Togawa