千両=3億円集めて、ビンボー脱出!!
庶民 VS お上! ”知恵“と“勇気“と”我慢“の【銭戦】ゼニバトルが今、はじまるー。

 2010年に映画化されたベストセラー『武士の家計簿』などの著作で知られ“平成の司馬遼太郎”との呼び声も高い磯田道史氏の近著「無私の日本人」(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を、「白ゆき姫殺人事件」「予告犯」「残穢」等、今最も注目を集める中村義洋監督が映画化!公開日が2016年5月14日に決定し、この度、第1弾ビジュアルが完成致しました。

名作時代劇をイメージさせる “キメ顔”!に、なぜか、マゲが小銭!?

 町での貧しい生活を立て直すため、庶民が「殿様に金をお貸しし、その利息をとる!」という大胆極まりない妙案を思いつき、打ち首覚悟で藩に提案!3億円もの銭を集めるために、仲間とともに奮闘する姿を描く奇想天外な物語(しかし、実話!)。この度、完成致しました第1弾ビジュアルでは、破産寸前、絶体絶命の大ピンチに陥った町を心配する阿部サダヲ演じる主人公・十三郎が、前代未聞の妙案で、殿を相手に一世一代の大勝負に挑み、一発逆転を図ろうと決意する、その身の程知らずな“どや顔“で、頭には、黄金に輝く“小判”、ではなく、庶民のあつかう“小銭“のマゲを結い、キャッチコピーの「ゼニと頭は、使いよう」が表すように、銭に苦しめられる庶民が、みずから銭を使って、知恵と工夫でいかにこの難局を乗り切るか!!という本作の設定を、意表をついた、斬新なビジュアルで表現しました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa