今年、デビュー25周年を迎え、アーティストとして、さらに役者としても、益々その活動に注目が集まる、福山雅治を主演に迎えた新作「SCOOP!」。1985年に劇場公開された、原田眞人監督・脚本作品「盗写1/250秒」を原作映画として、芸能スキャンダルから社会事件まで様々なネタを追いかける写真週刊誌カメラマンと記者の物語です。2013年公開、第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した「そして父になる」以来の福山雅治主演作品となります。

監督・脚本には、映画「モテキ」(2011年)が大ヒット、第35回日本アカデミー賞話題賞・優秀作品部門を受賞し、今最も勢いのある大根仁監督が決定いたしました。最新作の「バクマン。」も観客動員120.8万人、興行収入15.6億円(11月8日まで)と大ヒット公開中であり、福山雅治との初タッグに注目が集まります。

カメラの腕は確かではあるが、ギャンブル好きで、借金に追われる中年パパラッチ【都城静】役に福山雅治。写真週刊誌「SCOOP!」編集部に在籍時代は数々のスクープを飛ばしていたが、今はフリーランスで黄昏モードの中年カメラマンを演じます。
さらに「SCOOP!」編集部の新人記者【行川野火】役に二階堂ふみ。編集部の女性副編集長【横川定子】役に吉田羊。編集部の男性副編集長【馬場】役に滝藤賢一。そして、静の旧友で、情報屋の【チャラ源】にリリー・フランキーを迎え、豪華キャストもみどころの一つとなっております。

 10月12日にクランクインを迎え快調に撮影が進んでおります。福山雅治は髪と髭を伸ばし、衣装をクランクイン前から着込んでなじませるなど、徹底した役作りで本作に挑んでいます。

コメント
・福山雅治:
ずっと演じてみたかったタイプの役のオファーが、ある日舞い込んできました。しかも同世代クリエーターの星、大根監督から。盛り沢山のエンターテインメント作品になる手応えを感じながら撮影中ですが、すでに役から離れるのが寂しくなっている自分がいます。とても楽しく作品作りができている現場です。ご期待ください!

・大根仁監督:
『モテキ』『バクマン。』に続く、僕のメジャー映画3作目となる『SCOOP!』は、いつか絶対に撮りたいと、長年温めてきた企画です。「福山雅治主演で企画を出して欲しい」と言われた時、まっさきに思い浮かんだのがこの作品でした。撮る側と撮られる側の関係を、スリリングに、エロティックに、センシティブに描き、なおかつエンタテイメント映画として成立させることが出来るのは福山雅治以外にはありえない。これまで観たことのない映画、そしてこれまで観たことのない福山雅治をどうかご期待ください!!

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執筆者

Yasuhiro Togawa