まるで楽屋の様、和気あいあい、笑いの止まらない撮影裏話が続出!

「失恋ショコラティエ」の水城せとな原作コミックを実写映画化、恋するアラサー女子の頭の中を5つの思考の擬人化によって描き出した新感覚ラブコメディ『脳内ポイズンベリー』。11 月 25 日(水)にリリースされる Blu-ray&DVD には、音声特典として、真木よう子、西島秀俊、浅野和之、佐藤祐市監督らによるオーディオコメンタリーが収録されることが決定! 先日、収録が行われました。

【オーディオコメンタリー収録レポート】
アート系年下男子・早乙女と、堅実で優しい年上男性・越智の2人の間で悩むアラサー・櫻井いちこのリアルな心情を、5つの思考<ポジティブ><ネガティブ><衝動><記憶><理性>の擬人化によって描き出し、アラサー女子のめくるめく脳内を解体した、傑作ラブコメディ映画『脳内ポイズンベリー』。今までクールな役柄が多かった真木よう子が魅せるコメディエンヌっぷりも話題となり、大ヒットを記録した本作の Blu-ray&DVD が 11 月 25 日(水)に発売となる。Blu-ray&DVD ともに真木よう子、西島秀俊、浅野和之、佐藤祐市監督、そして鈴木吉弘プロデューサーによるオーディオコメンタリーが収録されることが決定し、先日収録が行われた。進行役はフジテレビアナウンサー・笠井信介アナウンサーが務めた。

収録が始まる前から、和気あいあいのメンバー。真木は「いろんなこと言います!」と宣言し、西島も「コメンタリー好きなんですよ。よ〜しやるぞ!」と張り切って収録がスタート。開始早々、西島が「(浅野さん)ここで噛みましたよね」と、浅野が最初のセリフで噛んでしまったことを暴露。対する浅野は「来るんじゃなかったよ〜(笑)でもおかげで現場が和んでたでしょ」と脳内の思考を演じた二人の息の合った掛け合いが見られた。

今回、真木が演じたのは、恋や仕事に迷い多きアラサー女子。ここ数年、カッコいい、強い女性を演じることが多く、まわりから見てもその印象が強いだけに、本編が始まると「こんな真木さん見たことない。かわいい〜」と男性陣がべた褒め。真木も「こんな役は初めて。だからこそ、演じてみたいと思った。」と出演の決め手を明かし、みんなに褒められ気を良くした真木は「これからはこの路線でいく」とおどけてみせた。
撮影は、現実パートを全編撮影した後、脳内パートを撮影するという順番で行われ、佐藤監督曰く、「2 本の映画を撮っているようだった。」と撮影時の苦労を激白。どのように編集し映像をつなげるのかを手探りで進めていた撮影では、現実パートを演じた真木には、脳内のパートのセリフを、脳内パートを演じた西島には現実パートのセリフをそれぞれしゃべってもらっていたそうで、「台本上はなかったですが、かなりの量の真木さんのセリフを言ってます!」と話す西島だったが、そのほとんどが使われていないため「カットした僕に対して怒ってるってこと?」と監督から指摘されると、本編で演じた吉田役のようにうろたえ、苦笑する場面も。

キャスティングについての話では、真木が役者として尊敬している成河を越智役に提案したそう。そんな真木は成河との共演シーンで「一観客として見とれてしまって、セリフが飛んでしまった」と話すと監督が「真木さんは自由な人だな〜」とすかさず突っ込みを入れ、スタジオは笑い声で包まれた。
収録中、アダ名で呼び合うメンバーに「(音声だけなので)誰が誰か分からなくなりますよ」と笠井アナウンサーから突っ込まれながらも、終始和気あいあいと進んだ収録は、「え!?もう終わり?」と皆が驚くほどあっという間に終了した。

本編では現実パートの真木演じるいちこがどう行動すべきかを脳内で会議している脳内メンバーの言動について議論される場面も見られ、本作でしか成立しえない面白い構造のコメンタリーに仕上がった。収録メンバーによる笑い声の絶えない掛け合いはもちろん、撮影秘話や監督の細やかな演出意図もたくさん明かされるので、より一層本作を楽しむことができる内容に。収録後、西島が「これはお酒呑みながら見たら本当に楽しいだろうなー。」と振り返った、この爆笑必至のコメンタリーが収録される『脳内ポイズンベリー』Blu-ray スペシャル・エディション、DVD スタンダード・エディションは 11 月 25 日(水)に発売となる。

『脳内ポイズンベリー』 11 月 25 日(水) Blu-ray&DVD 発売
■ スペシャル・エディション (Blu-ray2 枚組) ¥6,000 +税
■ スタンダード・エディション (DVD1 枚組) ¥3,800+税
※Blu-ray&DVD 同時レンタル開始

©水城せとな/集英社 ©2015 フジテレビジョン 集英社 東宝
発売元:フジテレビジョン 販売元:東宝

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執筆者

Yasuhiro Togawa