この度、カンヌ国際広告祭にてグランプリを受賞したインテル×東芝のソーシャルフィルムを原案に、韓国で生まれ変わった話題のファンタジック・ラブストーリー“The Beauty Inside”の邦題が『ビューティー・インサイド』と決定し、2016年1月22日(金)よりTOHOシネマズ新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国で公開することになりました。

明日も君に会いたくて・・・
ウジンは18歳のときから目覚めると外見が変わるようになってしまった。男、女、老人、子ども、外国人…。人に会う仕事ができないウジンは、才能とインターネットを活かして家具デザイナーとして活躍している。そんな彼の “病気”のことは母と親友だけが知っていた。
ある日、家具屋で働くイスと出会い、恋に落ちたウジン。彼女に会いたい一心で、毎日初めてきた客のようにその店に通うようになる。ついに誘ったデートはうまくいくが、同じ顔をキープするため寝ないようにする。三日連続で二人は会い、イスもウジンが好きになるが、ウジンはとうとう眠気に勝つことができず、うっかり寝てしまった。起きると別の顔になっていた彼はイスに真実を話すことができるのか…?

 2013年カンヌ国際広告祭グランプリを受賞した話題のソーシャル・フィルム「The Beauty Inside」を原案に、CM監督出身のペク監督が長編デビューを飾った本作は、「映画の題名どおり愛の内面を確かめられる、そんなストーリーを語りたかった」というぺク監督が紡ぎだすファンタジー・ラブロマンス。 
その独特な設定と映像美、そして単なるラブストーリーとは一線を画す唯一無二の物語が話題を呼び、今年の第68回カンヌ国際映画祭での上映でも大反響で各国バイヤーからの問い合わせが殺到したほど。韓国では8月20日から公開され、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』や『ベテラン』などのアクション映画が注目される中、ラブストーリーとしては異例のヒットを記録した。
目覚める度に外見が変わる主人公のウジンを、ユ・ヨンソク、イ・ジヌク、イ・ドンウク、イ・ボムス、ソ・ガンジュンや、パク・シネ、コ・アソンなど、韓国が誇る人気俳優・女優たちが演じるという豪華なキャスティングに加え、日本からは上野樹里がウジン役の一人として韓国映画初出演し、話題となった。
そして、主人公が愛する女性イスを演じるのは「トンイ」や『王になった男』など数々の話題作に出演する人気実力派女優のハン・ヒョジュ。毎日姿を変えるウジンを愛し、愛し続けることができるのかという、愛に対する本質的な問いに直面する女性を繊細かつ魅力的に演じている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa