9月19日(土)より大ヒット上映中のマーベルシリーズ映画史上“最小”にして“最大”のアクション・エンターテイメント映画『アントマン』。
主人公は、仕事も人間関係も空回りばかりの男スコット・ラング。別れた妻と暮らす最愛の娘にとって良い父親でありたいと願い、やる気も能力もあるのに仕事を失い、養育費を払えないせいで愛する娘に会うことも許されない・・・。絶体絶命の彼にオファーされた唯一の“仕事”──それは、身長わずか1.5cmになれる驚異の“スーツ”を着用し、未知なる潜在能力を持つ“アントマン”となることだった。果たして彼はスーツがもたらす想像を絶するパワーによってヒーローとなり、人生のセカンド・チャンスをつかむことができるのか?比類なきオリジナリティーを持つアントマンと、等身大の自分を見出せずにいるスコット・ラング──相反する二つの魅力がぶつかりあって誕生した、エキサイティングでエモーショナルな無敵のエンターテイメント『アントマン』が、公開から3週目を迎え、ついに興行成績10億円を突破!!(10/7時点)
次作で“アベンジャーズ”との共闘も予定されているわずか1.5cmのヒーローが、大ヒットの目安となる大きな成績を達成した。

同週公開の『ヒロイン失格』や『進撃の巨人ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ
ワールド』など邦画が盛り上がりを見せる中で週末興行ランキング内洋画No,1として初登場した後も、粘り強い人気を見せつづけていた『アントマン』。大人気漫画が原作の『バクマン。』が公開となり、引き続き邦画が活況を呈した先週末(10/3-4)興行ランキングにおいても、TOP5内に唯一の洋画作品として存在感を放った。公開直前には主演をつとめるポール・ラッドの来日ニュースも数多く取り上げられ、日本での知名度向上はもちろんのこと、ポールが時折見せる照れ笑いに世の女性たちが歓声を上げ、“遅咲きアラフォー俳優”の虜となった。劇場では、従来のアクション映画ファン、ヒーローファンに加えて10〜20代のカップル層やファミリー層の客足も目立ち、口コミでの評判も高い今作。「共感できる身近なヒーロー」、「いままでにないアリえない視点のアクション映画!」、「娘のために頑張るお父ちゃんヒーローって素敵!」
、「最小ヒーローあなどってた。強かった。」といった、小さいけれどどこか愛らしいマーベル史上類を見ない新しいヒーローの誕生に支持する声が多数。設定の意外性や映像の斬新さへの称賛が強い追い風となっている。是非今後の活躍にもご注目ください。

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執筆者

Yasuhiro Togawa