2010年BP石油流出事件。その闇に迫る男を描く、緊迫のサスペンス大作!

♦ 今も第一線で活躍するハリウッド俳優ニコラス・ケイジ
主演は、今年すでに『ラスト・リベンジ』(15.5月)『ザ・レジェンド』(15.6月)『レフト・
ビハインド』(15.6月)と3作品公開され、根強い人気を誇るニコラス・ケイジ。彼は、
『リービング・ラスベガス』(97)で、アカデミー主演男優賞を受賞し、オスカー受賞後は芸
術的な映画に留まらず、『ザ・ロック』(96)、『コン・エアー』(97)、『60セカンズ』(00)
などハリウッド大作や、熱狂的なファンを持つ『キック・アス』(10)などにも出演してきた。
本作ではこれまでのアクション映画やコミカルな映画だけではない、新境地に挑んでいる。
「コンテンダー」とは、競う者または候補者の意味を持つ。

♦≪実話≫を元に描かれた政治サスペンス
史上最悪の原油流出事故とされる“2010年メキシコ湾原油流出事故”。 2010年4月
20日、アメリカ ルイジアナ州ベニス沖にある英国企業BP社の原油掘削施設「ディープ
ウォーター・ホライズン」において、大規模な暴噴事故が発生。噴出した油が爆発を起こし、
その大事故により、そこにいた126名のうち11名が行方不明となった。その後も流出は止
まらず、世界の生態系に重大な影響を及ぼすことが懸念されるまでに至った。この事件があ
たえた純損失は、なんと171億5千万ドル(約1兆5千億円)。その損失額は英国
企業の歴史上もっとも大きいといわれる<実際に起きた事件>が本作の元になってる。
♦『イージー・ライダー』の名優ピーター・フォンダが、ニコラス・ケイジと初の親子役で共演
『イージー・ライダー』(97)や『イギリスから来た男』(00)、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた『木漏れ日の中で』(未)などで知られる名優ピーター・フォンダが、ニコラス・ケイジ演じるコリン・プライスの父親役であり元ニューオーリンズ市長を演じる。2人が対峙して語るシーンは必見。
♦主人公の葛藤を見事に表現した日本版ポスタービジュアルと緊迫感溢れる予告編
日本版ポスタービジュアル は、星条旗・ホワイトハウスと史上最悪の原油流失現場に挟まれているニコラス・ケイジ。本作の主人公コリン・プライスが大きな力に翻弄される中での葛藤する様を表している。また、予告編 はニコラス・ケイジ演じる主人公を中心に、妻、父、原油会社の関係者、被害者、支援者の緊迫した人間模様を描く。
たった一度の過ちが彼の人生を狂わしていく…。全て失ったその先にある人生をかけた究極の選択とは—。
実際に起こった2010年BP石油流出事故。その闇に迫る時、男は選択を迫られる。

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=0kkz-8ICWb4

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執筆者

Yasuhiro Togawa