1943年に発表されたアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる永遠の名作「星の王子さま」が、70年以上の時を経て初めてアニメーションとして映画化!詩的で美しい「星の王子さま」の物語をそのままに、さらにその後の物語として現代を生きるひとりの“女の子”を主人公として登場させることで、誰もが楽しめるエンターテイメント作品に昇華させました。
本年度カンヌ国際映画祭でも大絶賛された映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』は、11月21日(土)より全国ロードショー(2D/3D)となります。

この度、集英社の少女漫画誌「りぼん」の創刊60周年を記念し、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』とスペシャル・コラボレーションを実施いたします。

映画公開に先立ち、11月2日発売の「りぼん」12月号にて特大読み切り漫画化が決定いたしました。漫画を手掛けるのは「りぼん」で人気を誇る新進気鋭の若手まんが家木村恭子さん(代表作「小さい恋のでっかいメロディ」)。映画を見て感動した木村さんは早速執筆に移り、49ページにもおよぶ読み切り漫画となりました。主人公の女の子が「星の王子さま」のお話に出会うことにより変化し、やがて星の王子を探しに冒険に出るという映画の物語の基礎はそのままに、多くの部分はガラリとりぼん風に大胆アレンジ。映画では9歳の女の子が名門校に転入するために引っ越すところから始まりますが、漫画では日本の読者がより共感できるよう名門中学の入学を控えた日本の12歳の小学生に設定の変更がなされ、キャラクターもりぼんらしくアレンジされるなど細部まで配慮された作りとなっております。

≪漫画家 木村恭子 コメント≫
【映画について】
映像がすごくきれいでした!回想シーンなど細かいところも凝っていて印象的なシーンがたくさんあって視覚の満足感すごかったです。キャラもみんな良くて、小さな仕草もやりとりも見てて楽しかったです。退屈するひまがなくて、あっという間に終わっちゃった〜!と感じました。

【漫画について】
映画とはかなり変えて良いと言ってもらえたので、日本の子が作品に入りやすいように設定を中学入学前にしたり、 キツネくんに表情が欲しかったので見た目を変えたり、エピソードもかなり変えちゃいました。でも作品の軸になっている女の子の心の変化を、映画とぶれないように気をつけました。映画を見て、漫画と違うところを探すのも面白いかもです。

りぼん12月号に掲載される、もうひとつの『リトルプリンス 星の王子さまと私』を読んで、映画の公開に備えよう!吹き替え版にも大注目!「星の王子さま」のお話と、その後の物語を描くこの冬一番の感動ファンタジー超大作『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)2D&3Dで全国ロードショーとなります。

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執筆者

Yasuhiro Togawa