第28回東京国際映画祭オープニング作品として上映される『ザ・ウォーク』(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給)。この度その開催にあわせてロバート・ゼメキス監督が来日することが決定!映画祭のオープニングセレモニーとなるレッドカーペットイベントに参加致します。ゼメキス監督は2013年の『フライト』のキャンペーンで来日して以来2年ぶりの来日となります。

本作は、1974年 NYのワールド・トレード・センター間をワイヤーロープ一本でつなぎ、高さ411m、地上110階の道なき空間に足を踏み入れて命綱なしの空中闊歩に挑んだ実在の人物フィリップ・プティが、フランスからニューヨークに渡り、誰もが思いつかなかった未知の世界にチャレンジするまでを描いたヒューマン・エンタテインメント。常に“最先端のVFX技術”を活かした映像で世界中を驚きと感動で魅了してきた監督の“集大成”であり“最高峰”となりうる作品といえます。迫力あるビジュアルは監督曰く「1974年 当時世界一の高さを誇るツインタワーの間を渡ろうとするなんて、誰も考えない。前人未到のチャレンジをした男だけが味わえる外界から遮断された孤独。生と死のドラマ。高所恐怖症にはあまり気持ちのいいものではないかもしれないがね(笑)」と語っています。
 9月26日(土)に行われたニューヨーク映画祭ではこちらもオープニング作品としてプレミア上映が行われ、上映後の映画評ではTHE TELEGRAPHの“★★★★★”(五つ星)のように高評価を多数獲得し、今後の賞レースを盛り上げる期待作のひとつとして大きな注目を集めています。

ロバート・ゼメキス (監督/共同脚本/製作)
 1985年に公開された映画の中で売り上げNo.1となった『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の脚本と監督を務め、アカデミー賞とゴールデングローブ賞のオリジナル脚本賞にノミネートされた。その後、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』と『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』 を手掛け、映画史上最大のヒットシリーズを完成させた。 そして大ヒット作『フォレスト・ガンプ/一期一会』ではアカデミー賞、ゴールデングローブ賞そして全米映画監督組合の監督賞を獲得。最近では主演したデンゼル・ワシントンがアカデミー賞にノミネートされた『フライト』を監督。

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執筆者

Yasuhiro Togawa