映画史上“最小”にして“最大”のアクション・エンターテイメントがついに日本上陸!
主人公は、仕事も人間関係も空回りばかりの男スコット・ラング。別れた妻と暮らす最愛の娘にとって良い父親でありたいと願い、やる気も能力もあるのに仕事を失い、養育費を払えないせいで愛する娘に会うことも許されない・・・。絶体絶命の彼にオファーされた唯一の“仕事”──それは、身長わずか1.5cmになれる驚異の“スーツ”を着用し、未知なる潜在能力を持つ“アントマン”となることだった!果たして彼はスーツがもたらす想像を絶するパワーによってヒーローとなり、人生のセカンド・チャンスをつかむことができるのか? 比類なきオリジナリティーを持つアントマンと、誰もが等身大の自分を見出さずにいられないスコット・ラング──相反する二つの魅力がぶつかりあって誕生した、エキサイティングでエモーショナルな無敵のエンターテイメント『アントマン』が、9月19日(土)に全国634スクリーンで日本公開となった。(3Dスクリーン:185、2Dスクリーン:449)

9月19日〜23日、シルバーウィークで日本中が賑わう5日間の興行収入は5億3,995万円、動員は39万6,790人を記録。興収ランキングでは、話題の邦画2作品に次いで第3位にランクインし、週末のオープニング成績は、洋画NO.1を記録!今年6月に公開し、主演のジョージ・クルーニーが夫婦で来日したことでも話題となったウォルト・ディズニー・スタジオ配給『トゥモローランド』のオープニング5日間の成績を上回る数字となった。主要キャストや監督の知名度がそれほど高くなく、マーベル・ヒーローとしても初登場となった『アントマン』だが、その勢いは最小に留まらず、最強のスタートを切ったと言える。

先日、本作の監督ペイトン・リードと共に初来日を果たした主演のポール・ラッド。空港に集まった約100人のファンや、取材に応じた数々のメディアへの素晴らしすぎる“神対応”が大きな話題となり、気さくで明るく、キュートな笑顔を振りまくポールに、日本のファンも一気に急増!!日本での大ヒットを牽引するのは、他のヒーロー映画やアクション映画とは異なる、女性客も多く含む幅広い観客層となった。都心の劇場では若いカップル、10代〜20代の女性グループも多く見られ、今までのマーベル・スタジオ作品のファン層から大きく広がった。さらに郊外や日本語版上映では家族連れも目立ち、幅広い年齢層が楽しめるエンターテインメント作品として今後の継続的な人気も期待される。

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執筆者

Yasuhiro Togawa