あなたの心を沸騰させる!等身大のファンキー加藤が熱演!

この度、ファンキー加藤が初主演となる、来年初夏公開予定の映画「サブイボマスク」がクランクアップいたしました。大分県ロケツーリズム推進協議会施策第1弾と称し、大分県全面バックアップ(ロケ地:中津市、杵築市 撮影期間:8月21日〜9月15日)のもと、約1か月弱、大分に滞在しての撮影となりました。

本作は、熱血バカの地方創生!ハートフル自虐コメディ。ファンキー加藤が演じるのは、寂れてしまった地元のシャッター商店街をもう一度盛り上げるため、ゆるキャライベントや、町コンなどを企画しながら、シャッター商店街の真ん中で、老人相手にマメカラで唄を歌いライブをし、みんなを笑顔にしようとするも、その行動はいつも空回りして失敗も多いという、熱血バカな役どころ。暑苦しいほどの熱意と応援歌となる音楽で人々の心を動かしていく主人公を見事演じ切り、無事撮影を終了いたしました。

「はじめての映画の現場で、クランクイン前日の夜は眠れないくらいのプレッシャーだった」というファンキー加藤。しかしながら、「間違いなく僕の人生の中で、一番濃密で、一番たくさんのことを学べて、一番プレッシャーがあったけど思い出に残る日々だった」と大分での撮影を振り返り、「スタッフ、共演者が温かく迎え入れてくれて、いろんなことを教えてくれた」と感謝を述べました。

春雄という役については、パワフルで、不器用でまっすぐで尊敬できる人物と評し、「かっこいい男でした。改めてこういう風に生きていきたいなと思った。感情表現がすごくオーバーな人物なので、よく叫ぶし、正拳突きしたり、よく飛ぶし走るし、途中喉が枯れてきちゃったり。唄を歌うのとは別の疲労が残る苦心もあったが、それでも愛おしいなと思いながら演じていた」と愛着を持っていたことを明かしました。生い立ちから、瞬間の感情の揺れ具合まで自分なりに考えて演じ、東京に一度も戻らず、リセットする時間もなかったというファンキー加藤。そのためか、春雄という人物に引っ張られていたようで、「カメラが回ってないときでも、普段自分ならしないような、「おぅ!」っていう返事の仕方だったり、完全に春雄になってたが、それが居心地よかった」と語りました。

撮影では、「田んぼに飛び込むシーンでは稲穂が刺さり、腕が細かい傷だらけになった。商店街のライブでは、外音が出てない、自分の声しか響いてないむき出しの歌で、そこまでアカペラで歌うことがなかったから申し訳ないやら恥ずかしいやら…春雄だったらこういうコブシの使い回しだろうなとか、アクションだろうなと感じていた」など、お芝居でしか味わうことのない初体験に苦労しながらも達成感をにじませました。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54144

執筆者

Yasuhiro Togawa