昨年結成25周年を迎えた電気グルーヴの結成からのヒストリーを追った初の伝記的ドキュメンタリー映画『DENKI GROOVE THE MOVIE? 〜石野卓球とピエール瀧〜』の公開日及び公開劇場が決定いたしました。
 公開は、石野卓球の誕生日でもある12月26日(土)、公開劇場は新宿バルト9をはじめ、電気グルーヴの地元・静岡を含む全13劇場にて、2週間限定の年越しロードショー。特典付き全国共通前売観賞券は、10月23日(金)より上映劇場及びプレイガイドにて一斉発売です。気になる前売り特典は近日発表の予定、続報をお楽しみに。

<上映劇場> 東京・新宿バルト9|大阪・梅田ブルク7|愛知・109シネマズ名古屋|北海道・札幌シネマフロンティア|福岡・T・ジョイ博多|宮城・MOVIX仙台|広島・広島バルト11|神奈川・横浜ブルク13|千葉・T・ジョイ蘇我|新潟・T・ジョイ新潟万代|京都・T・ジョイ京都|兵庫・109シネマズHAT神戸|静岡・静岡東宝会館 ほか

【全国共通前売券】¥1,500 (特典付き)
 10月23日(金)より、上映劇場及びプレイガイドにて一斉発売

■大根 仁監督

コメント|いちばん面白くて、いちばん狂っていて、いちばんカッコ良い先輩たちは、同時にいちばん近づきたくない、すなわちいちばん仕事をしたくない存在でした。
昨年春、この映画の企画をマネージャー道下氏に告げられたとき、それは赤紙招集のような、恐怖新聞が届いたような気持ちでした。道下氏もそれを気遣ったのか、高級鰻店をセッティングしてくれたのですが、せっかくの鰻もマムシの蒲焼きにしか思えませんでした。「オレが断ったらどうなりますか?」「んー、まあ誰か別の監督にお願いすると思いますが・・・二人から挙がったのが大根さんの名前だったんですよ」「・・・」電気グルーヴ過去25年の映像をエディット&ディレクションする。過去、それなりに難易度の高いミッションをこなしてきた自負はありましたが、いちばんカッコ良い先輩たちが、怖い批評家であることも知っているオレは、この仕事に確実に「地獄」を予感しました。サブカル世代の合い言葉である【でもやるんだよ!】で乗り切れる仕事でもないことも。今、出来上がった作品を見て思うことは・・・っていうか、まだ出来上がっていません!!昨年のフジロックフェスティバルから撮影を始めて、過去25年分の膨大な映像素材(250時間、5テラ!!!)をチェック&チョイスして、本格的な編集をスタートさせたのが桜咲く頃でしたが、電気グルーヴのヒストリーを2時間やそこらでまとめることなんかできるわけないじゃないですか!!!というわけで、当初「夏公開」の予定が「冬公開」ということになってしまいました・・・。さらに最近会った卓球さんは「頼んだ覚えはない」、瀧さんには「まかせる。出来上がりを観て文句を言う」と・・・。誰かこの仕事代わって!!!

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執筆者

Yasuhiro Togawa