“まだら鬼”の異名を持つコワモテの剣豪・斑目久太郎と、白猫・玉之丞のツンデレな関係が多くのファンの心を捉えて離さない癒し動物時代劇「猫侍」シリーズ。
最新作『猫侍 南の島へ行く』が公開、初日は満席&立ち見が出るほどの盛況を博しました。ヒットスタートを記念して、ドラマ版&映画版のロケを行ったEDO WONDERLAND 日光江戸村にて撮り下ろさした玉之丞(あなご)の厳選写真20点が公開されました!
また、日本アカデミー賞授賞式公式カメラマンでもある写真家の石川登栂子&動物トレーナーのマル秘話も到着!第2弾入場者プレゼントも決定しました!

★カメラマン(石川登栂子)さんに聞く猫をかわいく撮る3カ条!
①猫の目線に下がる
猫をこわがらせないために上から撮らず、猫の目線まで下がること。被写体が警戒心の強いノラ猫の場合は、遠くからズームで撮った方が無難です。
②動きは連写でおさえる
あくびや顔を洗う動作は、連写での撮影がオススメ。何回か撮っていれば、良く撮れた1枚が必ずあるはず。スマホにも連写機能があります。
③ポイントは猫の“目”!
レフ板代わりに顔の下に白い紙を置くだけで、目がキラキラに。また、明るい場所よりも、少し暗い場所で撮影した方が黒目が大きくなります。

★ZOO動物プロ(北村まゆみ)さんコメント
あなご(玉之丞役)のビジュアルがかなり浸透しているので、何回も観られて「この時があなごで、元気なのがさくら(若)、縁側にいるのがさくら(大人)…」みたいな楽しみ方をされる方もいらっしゃったんです。でも、あなごと北村一輝さんの相性が非常にいいということもあって、懐に収まったりした時の自然な感じはあなごでしか出せないんですね。それもあって、あなごがメイン。ですが、あなごは緊張シィなので、さくら(若)もポイント的にはすごく重要な仕事をしてくれてます。久太郎が火あぶりにされる場面で、長老が降ろして一人で歩いて久太郎の所まで行く動きは、「これは、さくらでしょ!」と思って任せたんですけど、導線を一発で決めてくれましたから。あとは、黒猫ヤムヤム役のジャックとの相性ですね。ジャックとのラブラブ・シーンは、ほぼさくらです。さくら(大人)は高齢なんで、今回は参加していません。

朝初めて会った時、北村さんがワントーン上がった声で「あ〜な〜ご〜」って言うのがお決まりの挨拶で、そのあと必ず頭頂部の匂いを嗅ぐんです(笑)。もう、本番だからとかカメラが回ってるかとかに関係なく可愛がっていますから。実はドラマのSeason2の時にこんなエピソードがありました。第1話で長屋の久太郎の部屋に猫がたくさん来て、玉之丞だけがタンスの上で冷ややかに見ているシーンがあったと思うんですけど、あの時に北村さんがホントに無意識に「なんだよ、姫」って以前飼っていた猫の名前で呼んだんです。あなごの目つきが、すごく可愛がっていて亡くなった姫ちゃんとリンクしたみたいです。嫉妬深い猫だったそうで、シーンとしてもそういうジェラシーなシーンだったんで、北村さんの目にそう映っただけかもしれないですけど、ホントにあなごが芝居に入って「私の久太郎に何するのよ」みたいな空気を醸し出していた可能性もありますよね。姫は自分にしか懐かない猫だったから余計に可愛かったそうなんですけど、「今、姫の目にそっくりだった」って言ってましたから。

あなごは、玉之丞と一緒でホントにツンデレですから。こっちが呼んだ時は「別に」って感じなのに、意表を突いた時にゴロゴロンとかニャンニャンとかやるもんだから、やられちゃうんです。あとは、機嫌がいい時だけ目が合うと返事をする。こっちが何とか合わせようとしても、気が向かなかったら絶対に鳴かないですし(笑)。

あなごは今年の7月に17歳になりましたが、飼い主が「ホントに17歳?」って言うほど。推定の誕生日ですけど、拾われた日から逆算して7月5日じゃないかって。野良で拾われたんです。しかもそのオーナーさんにも6歳を過ぎてから手放されて、それからウチに来ました。よく血統書付に見えると言われるんですけど、違うんです。だから、この作品に起用していただかなかったら、世に出ることはなかったと思います。

第2弾入場者プレゼントも決定。9/12(土)より合計先着1万名様に、玉之丞を演じるあなごが表紙の、オリジナル“あぶらとり紙”がプレゼントされる。映画は全国公開中!

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執筆者

Yasuhiro Togawa