『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『バケモノの子』など、数々の大ヒット映画を製作してきた映画プロデューサー・川村元気が、LINE連載小説という世界初の形態で発表した初小説『世界から猫が消えたなら』。発表後も根強い支持を受け続け、累計80万部を突破している大ベストセラー小説が、ついに実写映画化。本作の主人公”僕”と”悪魔”(二役)を演じるのは、話題作への主演が続く、若手ナンバーワン俳優・佐藤健。今作のヒロインとなる、僕の初恋の“彼女”役は、ヒット映画への出演が続く宮崎あおいが務めます。監督は、国内外で数々の広告賞を受賞、『ジャッジ!』(2014年)で長編映画監督デビューを果たした新鋭・永井聡。脚本は『いま、会いにゆきます』(2004年)を大ヒットに導いた岡田惠和。音楽は、Mr.Childrenのプロデュースなど数々のヒットを生み出した小林武史。日本を代表するトップクリエイターたちが集結し、先鋭的な映像による感動的なヒューマンドラマを実現します。

2014年10月8日に北海道・函館でクランクインし、小樽・室蘭にて撮影。その後、東京都内での撮影を経て、アルゼンチン・ブエノスアイレスにて大規模ロケを敢行。そして、同11月22日に佐藤・宮崎共に、今回初解禁となったヴィジュアルの撮影地でもある、イグアスの滝にてクランクアップしました。
クランクアップ時に、佐藤は『今回の撮影はほぼ毎日自分のシーンだったのですごく長く感じましたが、その撮影が無事に終わって充実感が大きいです。長い間ありがとうございました!』とコメント。そして、宮崎はロケ地に関して、『イグアスの滝は想像以上に大きく、とてつもないパワーを持っている場所でした。そんな所でお芝居ができたことを幸せに思います。ぜひ、スクリーンで観る日を楽しみにしていてください。』とコメントしています。
イグアスの滝は世界三大瀑布のひとつで、最大落差80メートル以上!この滝を含むブラジルのイグアス国立公園とアルゼンチンのイグアス国立公園は、ともにユネスコ世界遺産に登録されており、「悪魔の喉笛」(Garganta del Diablo) が有名な観光名所です。佐藤と宮崎演じる恋人たちが旅行でアルゼンチンを訪れた際に登場する、本作の中でも非常に重要なシーンを担うロケ地となっており、本ヴィジュアルは映画のスケール感を表現するため、映画本編の実際の撮影地にて撮り下ろされたもの。イグアスの滝での日本映画の撮影は、篠田正浩監督の「夜叉ヶ池」(1979年)以来という、非常に珍しいものとなりました。
 
今回のヴィジュアルは宮崎がイメージキャラクターを務める「earth music&ecology(アース ミュージック&エコロジー)」とのコラボキャンペーンのために制作されたもの。このコラボキャンペーンは9月18日よりスタートし、キャンペーンの期間中、アースの各店舗には『世界から猫が消えたなら』のコーナーが登場します!原作本の一部が試読できる冊子が配布されるほか、人気のアウトドア商品ブランド「アウトドアプロダクツ」から、アース限定販売の『世界から猫が消えたなら』映画別注リュックも登場。この別注リュックは、映画のスタイリングを手がけたスタイリストの伊賀大介がデザインを監修し、映画に出演している宮崎あおいデザインの“猫の刺繍”が施されています。更に、全国の書店店頭でも本ヴィジュアルと、原作の一部試し読み冊子が設置され、映画告知展開される予定となっています。

公開は2016年を予定しており、今後も、映画予告編など映画情報を順次公開予定です!
涼しくなるこの季節、豊富に揃ったアースの秋の新作をご覧いただきながら、映画『世界から猫が消えたなら』の世界を一足先に感じに、ぜひ店舗・書店に足を運んで頂きたいと思います。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro Togawa