「第28回東京国際映画祭」は10月22日(木)〜31日(土)、例年の六本木ヒルズに加え、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ新宿と新宿区エリアまでフェスティバルエリアを広げて開催いたします。
ガンダムは“過去の傑作”ではなく“現在進行形のコンテンツ”であるがゆえ様々な新作も誕生し続けており、その魅力を満喫できる上映作品とその特集タイトル名が決定いたしました。

1979年にテレビアニメとしてスタートした「機動戦士ガンダム」は、アニメ制作会社・日本サンライズ(現・サンライズ)と富野由悠季総監督により、宇宙戦争が繰り広げられる時代を背景に、苦悩の戦いを続ける若者たちの姿を、モビルスーツ(ロボット)の戦いを壮大なスケールで描いた作品です。劇場版第一作『機動戦士ガンダム』公開からの36年の間に40作品以上の劇場版、OVA、テレビシリーズが製作され、いずれも熱狂的なファンを持つ作品群のなかから珠玉の20タイトル超を厳選。東京国際映画祭という祭りの場にふさわしく、世代や国境を越えて楽しめる作品を選定し、原点から最新作まで、日本人のハートを熱くし続ける「ガンダム」シリーズを網羅しました。ファンからの人気が高く、初心者でもその世界観に入りやすいラインナップとなっています。

本特集ではガンダムシリーズでは大変珍しいテイストの作品「Ring of Gundam」の上映が実現しました。2009年、ガンダム30周年に際して開催された「GUNDAM BIG EXPO」以来実に6年ぶりにお披露目となり、劇場で上映されるのは初めてとなります。
ティーンエイジャーだった初期からのガンダムファンは、すでに40代以上。「国民的キャラクター」に成長した「ガンダム」の映画祭を親子二代で楽しめる本特集にご期待下さい。

日本独自のコンテンツや風習が注目を集める昨今、日本が世界に誇るロボットアニメーションの祖であり、日本人の未来感・宇宙観に多大な影響を与え続けるガンダムシリーズを東京国際映画祭で特集上映することで日本文化の多様性を世界に発信し、日本の複合的な魅力を東京国際映画祭を通して世界に広めていきます。
関連イベント等につきましては、順次発表してまいります。

全上映作品

機動戦士ガンダム
(C)創通・サンライズ

機動戦士ガンダムII 哀・戦士編
(C)創通・サンライズ

機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 
(C)創通・サンライズ

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
(C)創通・サンライズ

機動戦士ガンダム F91
(C)創通・サンライズ

機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート
(C)創通・サンライズ

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇
(C)創通・サンライズ

∀ガンダムI 地球光
(C)創通・サンライズ

∀ガンダムII 月光蝶
(C)創通・サンライズ

機動戦士ZガンダムI A New Translation 星を継ぐ者
(C)創通・サンライズ

機動戦士ZガンダムII A New Translation 恋人たち
(C)創通・サンライズ

機動戦士ZガンダムIII A New Translation 星の鼓動は愛
(C)創通・サンライズ

Ring of Gundam
(C)創通・サンライズ

劇場版 機動戦士ガンダム00 –A wakening of the Trailblazer-
(C)創通・サンライズ

機動戦士ガンダムUC episode 1 ユニコーンの日
(C)創通・サンライズ

機動戦士ガンダムUC episode 2 赤い彗星
(C)創通・サンライズ

機動戦士ガンダムUC episode 3 ラプラスの亡霊
(C)創通・サンライズ

機動戦士ガンダムUC episode 4 重力の井戸の底で
(C)創通・サンライズ

機動戦士ガンダムUC episode 5 黒いユニコーン
(C)創通・サンライズ

機動戦士ガンダムUC episode 6 宇宙(そら)と地球(ほし)と
(C)創通・サンライズ

機動戦士ガンダムUC episode 7 虹の彼方に
(C)創通・サンライズ

機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル
(C)創通・サンライズ

ガンダムGのレコンギスタ(#1〜#3 , #26 )
(C)創通・サンライズ・MBS

GUNDAM EVOLVE../7 XXXG-00W0 WING GUNDAM ZERO
(C)創通・サンライズ

機動戦士SDガンダム 
(C)創通・サンライズ

武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃
(C)創通・サンライズ

以上26作品

執筆者

Yasuhiro Togawa