ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、『第9地区』『エリジウム』と近未来の世界を独自の視点で表現し続けるニール・ブロムカンプ監督の最新作『チャッピー』のブルーレイ&DVDを2015年9月18日(金)にリリースいたします。

舞台は2016年、南アフリカの犯罪多発都市ヨハネスブルグ。自立型ロボットが警官として犯罪抑止の役割を果たす中、1体のロボット(チャッピー)が感情のプログラムをインストールされ自我に目覚めたことから物語が始まる。
SF映画の鬼才としてその地位を確立したブロムカンプ監督が解釈する「AI」とは—。

今回、Blu-ray&DVD には、劇場公開時にはなかった日本語吹替え版が収録されることが決定しております。
チャッピーを担当するのは、『ベイマックス』でベイマックスを演じた他、ニール監督の第1作目となる『第9 地区』で、シャールト・コプリーが演じた主役・ヴィカス・ファン・デ・メルヴェの吹替も担当した川島得愛。
今作では、同じくシャールト・コプリーが演じるチャッピーを演じました。
また、チャッピーを育てることになるギャング夫婦のニンジャ、ヨーランディには、「名探偵コナン」「ゲゲゲの鬼太郎」の高木渉、「彼氏彼女の事情」「フリクリ」の新谷真弓がそれぞれ演じました。

この度、日本語吹替えを担当した川島、高木、新谷ら3名よりコメントが到着いたしました。

【コメント】
■チャッピー役 川島得愛

工夫点としては、ロボットが喋っている様で、かつ 5、6 歳の子供の様に上手く可愛さを出せたらいいなと思っていました。内容としては、いつもいい役のナイスガイイメージのヒュー・ジャックマンさんがとんでもないクソ野郎(笑)をやっているのが印象的でしたね。ヨーランディの包容力と愛情、ニンジャ達の教育?が家族の様で微笑ましかったです。収録は別録りも多く時間がかかりました。収録後に出演者数名と朝まで飲んだのも楽しい思い出です!『第9地区』で演じた、シャールト・コプリーさんをまた演じることが出来て嬉しかったです。

■ニンジャ役 高木渉

チャッピー。可愛らしさの中にどこかもの悲しさを感じる、チャッピーが本当に人間に見えてきて応援したくなるんだけど、ラストの展開にはちょっと怖わっ!と思ってしまう映画でした。チャッピーを演じた川島得愛くんの声が僕は好きですね。僕の中ではぴったりハマっていて、愛くるしく純粋な川島チャッピーを見ていると放っとけなくなります(笑)。 声優的に言うと、ロボット口調で感情表現するって結構大変なことなんですが、見事にチャッピーを演じられていたと思います。可愛く切なく聴こえてくるチャッピーの声を聞いていると、僕もニンジャを演りながら、最初はただこのロボットを利用してやりたいと思っていた気持ちが、だんだん守ってやらなくてはという気持ちにさせられていきました。もうお父さんですよ(笑)。 これから近い将来、本当に人工知能を有するロボットが活躍していく時代が来るかもしれないけど、何だかチャッピーみたいにコミニュケーションを重ねて情が移ってしまったら、危ない場所に行かせたくなくなってしまうかもしれませんね・・・。

■ヨーランディ役 新谷真弓

実生活でも夫婦であるニンジャとヨーランディの、ユーモラスで愛情溢れるやり取りが大好きです(テンション↑スウェットほしい笑)。そしてチャッピーの可愛さ!!アフレコ中は私もヨーランディよろしく母性が芽生え、チャッピーの動向に一喜一憂、ニヤニヤ♪でも涙が止まらないシーンも・・・。衝撃のラストは『人ならざるもの』『持たざるもの』にとってどういう意味があるのか深く考えさせられ、やっぱり涙涙でアフレコを終えたのでした。

本編ブルーレイディスクには “もう 1 つのエンディング”を含む約 87 分の特典映像が収録されているほか、プレミアムエディションには本ポストカードのほか、特典ディスクもついてくる。特典ディスクには、ニール・ブロムカンプ監督と、彼とともに歩んできた本作主演のシャールト・コプリー2 人を中心とした貴重なインタビューやメイキングなどファン必見の映像が収録されている。

『チャッピー』
9月18日(金)ブルーレイ&DVD発売、同時レンタル開始

■アンレイテッド・バージョン プレミアムエディション【初回生産限定】
 ブルーレイ 2枚組 ¥5,695+税
■アンレイテッド・バージョン ブルーレイ ¥4,743+税
■アンレイテッド・バージョン DVD ¥3,800+税

デジタルセル&デジタルレンタル 先行配信中

発売元・販売元:(株)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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執筆者

Yasuhiro Togawa