『見えないほどの遠くの空を』に続く榎本憲男の長編第二弾『森のカフェ』が12月に劇場公開されることが決定いたしました。

本作は、鳥がさえずり、紅葉が美しい森の中で織りなす、ユーモアと哲学的ウィットを盛り込んで描かれる不思議なロマンス。森で出会った不思議な女から若手哲学研究者が受け取ったものとは?!

若者の間で密かなブームを巻き起こしているプチ哲学。
哲学の世界へようこそ—。

哲学というどこかいかめしい言葉のイメージそのままにちょっと気むずかしい哲学研究者、そして忽然と現れた不思議な少女。深い森で展開されるふたりのへんてこりんな駆け引きと、哲学のテーマとの絶妙なマッチング。そんな斬新な魅力に溢れた作品が登場しました。本作で哲学研究者を演じ主演を務めるのは、『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(2011)『霧の中の分娩室』(2014)など数多くの映画・ドラマ・舞台・CMで活躍する菅勇毅。森のカフェで出会う不思議な少女を演じ、見事なソプラノを披露するのは東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」(コゼット役)で注目度急上昇中の若井久美子。主人公の同僚に橋本一郎、大学の哲学教授に志賀廉太郎といった顔触れが脇を固めます。

【榎本憲男監督 コメント】
低予算でもエンターテイメント、そして鑑賞後には新たな世界観が深まる、そんな「面白くて、深い」「一粒で二度おいしい」映画を目指しています。是非ご覧いただき、もし気に入っていただけたなら、応援よろしくお願いいたします。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54277

執筆者

Yasuhiro Togawa