NHK朝の連続テレビ小説「まれ」の津村一徹役で注目が高まっている期待の若手俳優・葉山奨之が初主演を務める映画『夏ノ日、君の声』が10月24日(土)より角川シネマ新宿ほかで公開されることが決定し、同時にキービジュアルも解禁となった。

本作は、葉山演じる17歳の高校生・哲夫の、難病を抱えた少女とのひと夏の出会いから別れまでを描いた“過去”と、喪失感から立ち直れず心に傷を負ったまま生きている14年後の哲夫が、思い出と向き合いながら再生へと向かうための“現在”の2つの時間軸を交錯させて送る珠玉のラブストーリー。

現在19歳ながら、映画・ドラマ・舞台問わず数多くの作品に出演し、常に存在感を放ち、爪痕を残してきた葉山にとって本作が初の主演映画となる。難病を患い、耳が聞こえず話しをすることができないヒロインの舞子役には、2011年日本公開の主演ロシア映画『ヤクザガール 二代目は10歳』での熱演で、ルーマニアのコメディ・クルージュ国際映画祭にて最優秀主演女優賞を受賞した、若干16歳の荒川ちかが抜擢された。また、哲夫の幼馴染で、舞子と哲夫の関係に入り込んでくる恋敵のユカ役を、セブンティーン専属モデルとして活躍し、ドラマ「今日は会社休みます。」、「ラーメン大好き小泉さん」で注目を集めた古畑星夏が演じる。その他にも、14年後の哲夫役に「仮面ライダー555」の大口兼悟、舞子の母親役にNHK朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」の菊池麻衣子など、実力派の役者が脇を固めている。更に本作の主題歌には、SPICY CHOCOLATEのアルバムに参加した経歴などを持つ今注目のミュージシャンのN.O.B.U!!!が、映像を観て自ら書き下ろした楽曲「君ノ風」が決定しており、映画に見事にマッチした、さわやかな仕上がりとなっている。

この度解禁となったキービジュアルでは、高校生役らしくみずみずしい2人が、照れながらも一瞬の幸せを噛み締めているような、さわやかながらも切ない印象がうかがえる。また本作は、全編を通して静岡県の牧之原市にて撮影が行われたこともあり、青い海だけでなく、山やお茶畑など、広大な自然が、青春ストーリーのスパイスとなり相乗効果を果たしている点も見逃せない。

映画『夏ノ日、君ノ声』は10月24日(土)より角川シネマ新宿ほかにて公開。詳細は公式HPにて。(公式HP:http://natsunohi.united-ent.com

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa