この度、ケヴィン・クライン×マギー・スミスの豪華アカデミー賞俳優の共演で贈る映画『パリ3区の遺産相続人』が11月14日(土)Bunkamuraル・シネマほかよりロードショーの運びとなり、この度予告編を解禁致します。

予告編は主人公のニューヨーカー・マティアスが、亡き父の遺産であるアパートを調べに、パリ郊外へとやってくるところから始まる。アパートを高く売り、これまでの負け犬人生をリセットするチャンスだと期待するマティアス。しかし、誰もいないはずのアパートには老婦人が住んでいた!「ここはヴィアジェなの」—マティルダが告げたフランス伝統の不動産売買制度。こうして、一つ屋根の下アパートの元所有者親子とマティアスの奇妙な共同生活が始まっていく。
予告編後半では、コミカルな前半とは打って変わって、父が残したアパートに隠された家族の秘密、人生における大切なものとは—という物語の核心を投げかけてくる。

ニューヨークに住むマティアス(ケヴィン・クライン)は、父親が亡くなり相続したパリ郊外の豪華なアパルトマンを売りにパリへ。しかしそこには老婦人マティルド(マギー・スミス)と彼女の娘クロエ(クリスティン・スコット・トーマス)が住んでいた。さらにフランス伝統の不動産システム「ヴィアジェ」により、老婦人が亡くなるまでアパートを売却できないと知る。アパルトマンを売る機会を虎視眈々と狙うマティアスだったが、マティルドたちと暮らすうちに彼の家族の秘められた歴史を発見していく。それは亡き父のメッセージであり、彼の運命を変える新しいスタートだった。
監督は『いちご白書』『さらば青春の日』などの映画脚本や、数多くの舞台脚本で知られ、本作が長編監督デビューとなるイスラエル・ホロヴィッツ。撮影は「ライフ・イズ・ミラクル」などのミシェル・アマテュー。

予告編::http://youtu.be/QgMWLgiuOGs

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執筆者

Yasuhiro Togawa