『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』に続く【ノイタミナムービー第2弾】として発表され、大きな注目を集めている【Project Itoh】。2009年に34歳で夭折した小説家・伊藤計劃(いとう・けいかく/1974-2009)が遺したオリジナル長編小説『虐殺器官』『ハーモニー』、そして彼が遺した30ページの序文を、盟友として知られる芥川賞作家・円城塔が書き継いで完成した『屍者の帝国』の3作品が【Project Itoh】として劇場アニメ化され、10月2日(金)より『屍者の帝国』、11月13日(金)より『虐殺器官』、そして12月4日(金)より『ハーモニー』が公開されることが決定いたしました。

7月9日(木)より3週連続に渡り各作品の注目のキャストが発表され、大きな反響をいただいております。いよいよ【Project Itoh】の本格始動です!
■「屍者の帝国」劇場本予告編
http://shisha.project-itoh.com/

劇場本予告編、WEB初公開!
プロジェクトの第1作目となる10月2日(金)公開『屍者の帝国』の劇場本予告編が8月1日(土)より各劇場のみで上映中。この度、ついにWEB初解禁となりました!

本作『屍者の帝国』の舞台は、“死者蘇生技術”が発達し、屍者を労働力として活用している19世紀末。物語の主人公、ロンドンの医学生ジョン・H・ワトソンは、親友フライデーとの生前の約束どおり、自らの手で彼を違法に屍者化を試みる。その行為は、諜報機関「ウォルシンガム機関」の知るところとなるが、ワトソンはその技術と魂の再生への野心を見込まれてある任務を命じられる。それは、100年前にヴィクター・フランケンシュタイン博士が遺し、まるで生者のように意思を持ち言葉を話す最初の屍者ザ・ワンを生み出す究極の技術が記されているという「ヴィクターの手記」の捜索。第一の手がかりは、アフガニスタン奥地。ロシア帝国軍の司祭にして天才的屍者技術者アレクセイ・カラマーゾフが突如新型の屍者とともにその地へ姿を消したという。彼が既に「手記」を入手し、新型の屍者による王国を築いているのだとしたら・・・?フライデーと共に海を渡るワトソン。しかしそれは、壮大な旅のはじまりにすぎなかった。イギリス、アフガニスタン、日本、アメリカ、そして最後に彼を待ちうける舞台は…?
 本予告編は、ワトソンがフライデーを屍者として蘇らせる物語の重要なシーンより始まります。魂を持った屍者“ザ・ワン”を生み出した物語のカギとなる「ヴィクターの手記」を求め、世界中を旅するワトソンたち。「ヴィクターの手記」とは一体何なのか?フライデーに21グラムの魂は宿るのか?EGOISTによる主題歌[Door]を背景に『屍者の帝国』の壮大なる冒険を描いた本予告編を、ぜひご体験下さい!

《特別鑑賞券》 全国の劇場にて販売中!
文庫本サイズの特製ブックカバーを、先着プレゼント!!

 3ヶ月連続公開となる3作品、それぞれの特別鑑賞券(1,500円税込)が、8月1日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国劇場で販売中です。

 特別鑑賞券を購入された方に、先着にて文庫本サイズの特製ブックカバーをプレゼントします。3作品のメインビジュアルを横に配置したデザイン。
公開日も確定しいよいよ本格始動となった【Project Itoh】。10月から始まる3作品連続公開にむけて、これらの特製ブックカバーを使い、伊藤計劃の原作小説を読み直し、改めて伊藤計劃の世界にどっぷり浸ってみよう。 

※8月1日(土)より全国の劇場にて販売開始中。特製ブックカバーは窓口にてなくなり次第終了。お早めに劇場窓口にてお買い求め下さい。公開劇場については公式サイトをご確認下さい。
※公式HP:http://www.project-itoh.com

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執筆者

Yasuhiro Togawa