全世界で大ヒットし新記録を更新中の『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』。昨日、大ヒットを記念したイベントが行われその模様が報道されているが、初週のレディースデーである8月12日(水)に観客累計動員数は早くも100万人を突破した。

これは、シリーズ前作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011年12月公開、最終興収54億円)を2日間上回るハイスピードで、累計興収も早くも13億円を突破した。お盆効果もあり、初週のレディースデーとしては前作比約179%の観客動員で、約半分は女性客の来場、劇場には、20代から40代くらいまでの女性グループが目立ち、本作のアクションだけでなくストーリーを楽しんだ様子がツイッターや口コミサイトで紹介されている。今夏は、洋画・邦画大作が揃い踏みで記録的な夏休み興行となっているが、本作は「Yahoo!映画」で夏映画最高得点となる4.43点の高評価、「ぴあ映画生活」では“満足度ランキング”でシリーズ最高点の93.7点を獲得し、「シリーズ最高傑作」のレビューが多くあがり、作品の満足度が最も高い。

さらに、本作ではトム・クルーズによる命がけのノースタントアクションが話題だけでなく、作品創りのひたむきな姿勢と情熱やファンへの想いが注目され、改めて報道されたことで大きな話題を呼び、劇場には<不可能を可能にする男>“イーサン・ハント=トム・クルーズ”女性ファンも多く詰めかけている。また、トム・クルーズのファンだけでなく、実は本作の裏ヒロインとSNSで話題になっているベンジー・ダン役のサイモン・ペッグや、CIA長官のプレッシャーのはざまで中間管理職的な立ち回りを演じるウィリアム・ブラント役のジェレミー・レナーの女性ファンも多く劇場につめかけている。昨日から本格的なお盆休みに突入し帰省などで地方都市に人が増えることから、この勢いは全国区で加速、興行成績のさらなる躍進が期待される。

<日本興収および観客動員数の累計(公開6日間〜8月12日(水)まで)>
興収:1,344,050,300円、観客動員:1,036,282人

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執筆者

Yasuhiro Togawa