『トイ・ストーリー』以来、その斬新かつ感動的な物語で世界中の老若男女を魅了し続けてきたピクサー・スタジオの最新作『インサイド・ヘッド』(7/18公開)がファミリーのみならず、大人のグループ、カップル、ティーンなど幅広く獲得し、21日目で動員200万人を突破、また公開24日目で動員220万人、興行収入も26.5億円超えと今年の洋画アニメーションNO.1の記録となっている。
※8月10日(月)現在 動員220万人/興収26.5億円
その『インサイド・ヘッド』をテーマにした、Google 検索ストーリー「Googleさがそう:物語のはじまり篇」(http://goo.gl/HxiOg6)がYouTube で公開された。

Google 検索ストーリーは、Google が制作する検索をテーマにした一連のオンライン動画シリーズで、ちょっとした好奇心や疑問から、発見や想像が広がり、新しいことに挑戦する様子を描いている。今回の「Googleさがそう:物語のはじまり篇」では、ピート・ドクター監督自らが出演、『インサイド・ヘッド』のインスピレーションとなった自身の11才の娘の変化を語っている。そこから、ドクター監督の関心は「子どもの心の変化」「感情とは何か」「人はどうして泣くのか」など、次から次へと自由に広がり、Google で検索を重ねながら考えを掘り下げ、ストーリーを膨らませていく様子が描かれている。
オモチャ、海の生き物、老人など、ピクサーが作ってきた作品の主人公はバラエティに富んでいるが、「人間への終わりなき好奇心─すべての物語がそこからはじまる」というドクター監督の言葉からもわかるように、世界中の人々が彼らの作品に共感せざるをえない最大の理由は、ピクサー・スタジオの飽くなき“人間への好奇心”がその根底にあるからだろう。
同映像は、Google の公式YouTube チャンネルで見られる他、一部劇場において、劇場広告として公開される。

ピート・ドクター監督をはじめとする製作陣の想いは、しっかりと人々に届いている。現に、子供時代を経験したすべての人が「これは、自分の物語」と共感し、涙が止まらなかったといった書き込みが後を絶たない。口コミが評判を呼び、夏休みに向けてまだまだ動員を伸ばしそうだ。映画『インサイド・ヘッド』は全国絶賛公開中。

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執筆者

Yasuhiro Togawa