過去の恋に、未来の幸せのヒントがある。

この秋、最高の日々が、ふたたびやってくる!

本作は、カンヌ国際映画祭(監督週間)SACD賞の受賞他、その年のフランスのアカデミー賞であるセザール賞で最多ノミネート(13部門)された話題作。本国フランスでは、メジャー作品を抑え、公開週第1位の興業成績を記録し、約100 万人の観客を動員する大ヒットとなった。

監督は、長編デビュー作『私を忘れて』(94)でその才能が高く評価され、フランスの映画界では、実力派の監督としてその名が知られるノエミ・ルヴォウスキー。『ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール』でセザール賞にノミネートされるなど女優としての活躍も目覚ましく、本作では自作で初めて主演も務めた。中年の容姿のまま学生時代にタイムスリップし、人生を見つめ直す女性を、等身大で演じている。脇を固めるのは、ジャン・ピエール・レオー、マチュー・アマルリックなどフランスを代表する名優たちだ。

このたび解禁となった予告編では、主人公カミーユが人生の折り返し地点を迎え、旦那からは離婚を言い渡されどん底に落ちたところから一気に25年前の学生時代にタイムスリップ。容姿はそのままだが周りからは16歳に見えているカミーユは、いまは亡き両親との再会を喜び、女友達とはしゃぎ、80年代の大ヒット曲であるカトリーナ&ザ・ウェイブス“Walking On Sunshine”にあわせてダンスして、2度目の青春を謳歌する。やがて、恐れていた旦那との出会いがふたたび訪れ……。

カミーユが戻った過去は、80年代のパリ。本作では『アメリ』『イヴ・サンローラン』などのコスチュームデザイナーとして名をはせたマデリーン・フォンテーヌが衣装を担当。

色鮮やかでポップな世界観に彩られた大人の夢物語が始まる!

予告編::https://youtu.be/yzu5uXnc2sI

10/31(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa