1985年9月11日。女優としての輝きを益々放ち始めていた夏目雅子さんは、病に倒れ27歳という若さで帰らぬ人となりました。デビューからわずか10年足らずの女優活動で、映画、テレビドラマ、舞台と精力的に活躍した彼女の存在感は、その姿を見た誰の心にも今なお、強い印象を残しています。
没後30年を迎える今年、特集上映、ブルーレイ発売、ムック本発売など女優・夏目雅子を追悼する数々の企画が展開されます。
是非、貴媒体にてご紹介いただけますと幸いです。

1.特集上映「没後30年 女優・夏目雅子」
数々の映画に出演された夏目雅子さんの作品の中から、代表作4作品を、早稲田松竹にて上映します。命日にあたる9月11日(金)には、ゲストを迎えたトークイベントも実施予定。また、館内ロビーでは夏目さんの在りし日のオフショット写真も展示する予定です。没後30年を経ても尚、“女優”という肩書きこそが相応しい彼女の代表作を、この機会に是非スクリーンでご覧ください。

場所:早稲田松竹(東京都新宿区高田馬場1-5-16 TEL:03-3200-8968 http://www.wasedashochiku.co.jp/
上映期間:9月5日(土)〜9月11日(金)
【9/5-9/7】『鬼龍院花子の生涯』『時代屋の女房』
【9/8-9/11】『魚影の群れ』『瀬戸内少年野球団』  ※それぞれ二本立て上映。
料金:一般¥1,300、学生 ¥1,100(中学生以上)、シニア・小学生¥900
※入場料金はすべて二本立ての料金です。一本観ても、二本観ても同じ料金になります。
※各種割引情報は、直接劇場にお問い合わせください。
●命日の9月11日(金)にトークイベントを予定

上映作品
「鬼龍院花子の生涯」(配給:東映) 1982年6月5日公開
 監督:五社英雄 原作:宮尾登美子 脚本:高田宏治
出演:仲代達矢/夏目雅子/岩下志麻
「時代屋の女房」(配給:松竹) 1983年3月19日公開
監督:森崎東 脚本:荒井晴彦/長尾啓司/森?東
出演:渡瀬恒彦/夏目雅子/津川雅彦
「魚影の群れ」(配給:松竹)  1983年10月29日公開
監督:相米慎二 脚本:田中陽造 
出演:緒形拳/夏目雅子/佐藤浩市/十朱幸代
「瀬戸内少年野球団」(配給:アスミック・エース) 1984年6月23日公開
監督:篠田正浩 原作:阿久悠 脚本:田村孟  
出演:郷ひろみ/夏目雅子/岩下志麻/渡辺謙/大滝秀治

2.初ブルーレイ化3作品発売
映画ファンを魅了する代表作3作品が、初のブルーレイ化となり、美しい映像で蘇ります。

あの頃映画 the BEST 松竹ブルーレイコレクション
「時代屋の女房」「魚影の群れ」
9月2日(水)ブルーレイ発売 各3,300円+税  
初回封入特典:ロビーカード風ポストカード
発売・販売元:松竹 http://www.shochiku.co.jp/anokorothebest
「鬼龍院花子の生涯」
9月9日(水)ブルーレイ発売 4,700円+税
初回封入特典:縮小復刻 劇場公開時パンフレット
発売元:東映 販売元:東映ビデオ

3.キネマ旬報社より夏目雅子ムック本発売
没後30年を追悼し、女優としての夏目雅子の魅力と作品を振り返る最新ムックを刊行します。
キネマ旬報ムック『女優 夏目雅子』
9月4日(金)発売 (キネマ旬報社・編)1,800円+税
夏目雅子の出演映画解説、縁ある方々(共演者、監督など)へのインタビュー記事・寄稿文、当時の『キネマ旬報』でのご本人へのインタビュー記事や秘蔵写真などを収録。

「一般財団法人 夏目雅子ひまわり基金」 ※併せて、ご案内掲載いただけますと幸いです。
夏目雅子の遺志を継ぎ、平成5年12月、母:小達スエが代表となり設立。治療の副作用などによる脱毛に悩む方々へカツラの無償貸与をする一方、骨髄移植の啓発とドナー登録の呼びかけなども行っている。
カツラの洗浄や修繕など、活動資金の賛助会員の申し込みや問い合わせは下記まで。
〒110-0005 東京都台東区上野1-3-7 亀甲ビル3F
Tel: 03-3836-2550  Fax: 03-5812-2359 10:00〜18:00 (土日祝は除く) E-mail:natsume-masako@himawari-kikin.com HP:http://www.himawari-kikin.com

執筆者

Yasuhiro Togawa