せつないヒューマンドラマが描かれた映画『流れ星が消えないうちに』(11 月 21 日(土)角川シネマ新宿ほか全国ロードショー)。
橋本紡による原作本は、新潮社が毎年選ぶ「新潮文庫の 100 冊」に連続で選ばれており、発行部数 30 万部を超え、広く親しまれている作品です。
波瑠、入江甚儀、葉山奨之、黒島結菜という若手注目株のキャスト陣に加え、個性派俳優の小市慢太郎ほか出演。メガホンを取るのは、ヒューマンドラマを撮り続けている柴山健次監督(『黒振り袖を着る日』『君の好きなうた』)です。
このたび、塩ノ谷早耶香が歌う『流れ星』が、本作の主題歌に決定しました。透明感溢れる歌声で話題の実力派ソロシンガーの彼女と、数々の日本人大物アーティストへの楽曲提供で知られるスウェーデンの音楽プロデューサーErik Lidbom(エリック・リボム)氏との共同制作により本作のために書き下ろされた楽曲で、10 月 28 日(水)発売のミニアルバム「S with」にリード曲として収録されます。映画の世界観を彩るに相応しい、緩やかな美しいメロディーで人間愛を伝える情感豊かなバラードに仕上がっています。

★塩ノ谷早耶香さんコメント★
とても不思議な魅力を感じた作品でした。
“恋愛”が描かれた物語なんだけど、それだけではなく、もっと深い人間としての“愛”を感じました。
ヒロイン本山奈緒子の感情の流れを曲の中でも表現したいと思い、柴山監督とイメージのやり取りを沢山しながら作った楽曲です。
だからこそ、映画に寄り添う事の出来る楽曲ができたと思っています。
是非、楽曲も含め『流れ星が消えないうちに』の世界を楽しんでください!

★柴山健次監督コメント★
ときにお芝居を見ていて思うことがあります。
こころは、表情よりも声に現れるのではないか。声には、その場で取り繕ろうことの出来ない、日々積み重ねられた人柄で溢れているのではないか。嘘は見抜かれてしまう。
塩ノ谷さんが映画のために提供してくださった声、『流れ星』には、真実を届けたいという素直なこころ、母性に似た柔らかく包み込むこころがありました。‘これまでの私’を愛おしく思うことで前を向ける、そんな楽曲だと思います。

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執筆者

Yasuhiro Togawa