昭和のアニメ・特撮を支えた伝説の作曲家・生誕90年コンサート8月30日渋谷で開催!
プロオーケストラが、宇宙刑事ギャバン、マジンガーZなど名曲を舞台で初演奏する。

コンサートについて

今年で90歳を迎える渡辺宙明(わたなべちゅうめい)は、昭和のアニメ、特撮ヒーローの音楽における立役者。
アニメソングの帝王である水木一郎、ささきいさお、串田アキラ等が、此処ぞという場所で唄う歌の多くが渡辺宙明の作曲である。マジンガーZ、宇宙刑事ギャバン、太陽戦隊サンバルカンなど、ヒーローたちを彩った音楽は、昭和の子どもたちの心のふるさとだ。これほど素晴らしい音楽にも関わらず、そのBGMを中心にしたコンサートはこれまでなかった。
しかし、それを憂えた関係者が渡辺宙明の90歳のお祝いとして、プロオーケストラによるコンサートを8月30日に開催する。
昭和の子どもたちに絶大な人気をほこり、今なお、プリキュアや戦隊もので新作を発表している作曲家の傑作がはじめてステージで演奏されるのである。
それだけではない。
なんと、当日はアイドル活動をする孫のために渡辺宙明が新曲を書き下ろして舞台初演がなされる。
また、息子の渡辺俊幸もトークゲストとしてステージに登場。
三代続く芸術一家の共演にも期待しよう。
すべてに対してポジティヴな姿勢をつらぬく90歳の天才作曲家と同じ空間で傑作BGMを味わう!
これほどめでたく、夏にピッタリな、明日への活力に満ちたコンサートはない!

≪予定演目≫
『宇宙刑事ギャバン』組曲
『マジンガーZ』組曲
『グレートマジンガー』組曲
『大鉄人17』組曲
『スパイダーマン』組曲
『太陽戦隊サンバルカン』組曲
『ミラクル戦隊ナマコプリ』(夜のみの新曲・初演)ほか
【開催日時】
2015年8月30日(日)
昼公演 14:00開演 13時半開場 開演15分前からプレトークあり
夜公演 19:00開演 18時半開場 開演15分前からプレトークあり(夜公演で新曲初披露)
※上演時間 約2時間

【場所】
渋谷区立文化総合センター大和田 さくらホール(729席)

【チケット】
『カンフェティ取扱チケット』 ※先行販売中
【昼公演 14:00開演】※昼公演は完売
【夜公演 19:00開演】※ナマコプリの出演は夜公演のみです
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=28753
『e+ イープラス』
【渡辺宙明卆寿記念コンサート夜公演】
http://ichiba.eplus.jp/p485.html

◎チケット料金
≪前売≫
SS席 7,000円(学生):5,000円(税込)
S席 6,500円(学生):4,500円(税込)
A席 6,000円(学生):4,000円(税込)
B席 5,000円(学生):3,000円(税込)

≪当日≫
SS席(当日) 8,000円(税込)
S席(当日) 7,500円(税込)
A席(当日) 6,000円(税込)
B席(当日) 5,000円(税込)

【司会】
小林淳、西耕一

【ゲスト】
渡辺俊幸(作曲家)、芸術家アイドルユニット「ナマコプリ」(夜公演のみ出演)

監修・作曲:渡辺宙明
構成・楽譜編集:堀井友徳
指揮:松井慶太
コンサートマスター:三宅政弘
演奏:オーケストラ・トリプティーク
企画:スリーシェルズ、ジャパニーズコンポーザーアーカイヴズ
協力:JCAA・日本作編曲家協会、東京ハッスルコピー、伊福部昭百年紀、渡辺俊幸、ナマコプリ、カワムラユキ、斎藤ネコ

演奏者プロフィール

松井慶太(指揮)
1984年、青森県八戸市生まれ。16歳の時、ピアニストとしてポーランド国立クラクフ交響楽団と共演。2006年、韓国で行われたAsia Philharmonic Orchestraに参加し、指揮をチョン・ミョンフンに師事。2007年、東京音楽大学指揮科卒業。指揮を広上淳一、汐澤安彦、ピアノを島田玲子、宮原節子、オーボエを安原理喜、音楽理論を久田典子の各氏に師事。第15回「東京国際音楽コンクール」<指揮>入賞、奨励賞受賞。
ハンガリーのブダペストにて、Duna Symphony Orchesterを、チェコのプラハにて、プラハ交響楽団室内オーケストラを指揮し好評を博す。国内では東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、仙台フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、山形交響楽団、九州交響楽団、京都市交響楽団、セントラル愛知交響楽団等を指揮。2008年〜2014年には、NHK交響楽団定期演奏会(シャルル・デュトワ指揮:ストラヴィンスキー「エディプス王」、ヤナーチェク「グラゴル・ミサ曲」、ブリテン「戦争レクイエム」、マーラー「一千人の交響曲」、ファビオ・ルイージ指揮:オルフ「カトゥーリ・カルミナ」「カルミナ・ブラーナ」等、東京混声合唱団)の合唱指揮者として公演を成功に導いた。2011年4月、東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンスに就任。同楽団とは「水のいのち」fontec/EFCD-4178、「クリスマス合唱名曲集」Octavia Records/OVCL00478をリリースしている。

オーケストラ・トリプティーク
日本の作曲家を専門に演奏するオーケストラとして、35歳以下を中心としたプロ奏者により2012年結成。2014年は伊福部昭百年紀の公式オーケストラとして、NHKや新聞の取材も受け、3回の公演を成功に導く。これまでに浜離宮朝日ホール(朝日新聞社内)や旧奏楽堂(上野公園内)にてコンサートを行い、音楽雑誌他で好評を得る。リリースされたCDは5枚。タワー・レコードやamazonのチャートで1位も記録している。
トリプティークは三連画。前衛、近現代音楽、映像音楽という三本の柱を持ち活動する意思表示でもある。
http://3s-ca.jimdo.com/

堀井友徳(構成・楽譜編集)

1973年北海道出身。東京音楽大学作曲専攻(芸術音楽コース)卒業。作曲を伊福部昭、有馬礼子、池野成、藤原豊の各氏に師事。伊福部昭の晩年のアシスタントを務め、氏の著作「完本管絃楽法」の編集委員会にも参画。2008年には北海道室蘭市にて個展演奏会「堀井友徳の世界」が開催された。
吹奏楽編曲を担当した作品では、佐藤勝「ゴジラ対メカゴジラ」「用心棒」、黛敏郎「NNNニューステーマ」「栄光への5000キロ」や構成も担当した黛敏郎の交響組曲「東京オリンピック」、佐藤勝の交響組曲「札幌オリンピック」で高い評価を受けている(CDはスリーシェルズより発売)。
近作には、「フルート、チェンバロ、弦楽のためのコンチェルト・グロッソ」、合唱曲「北方譚詩」三部作、「吹奏楽のためのコンサート・アレグロ」などがある。
現在、日本音楽著作権協会、北海道作曲家協会各会員。

関連URL

渡辺宙明 http://www7b.biglobe.ne.jp/~chumei_watanabe/
渡辺俊幸 http://www.toshiyuki-watanabe.com/
芸術家アイドルユニット「ナマコプリ」 http://oiranmusic.com/namakopuri/

スリーシェルズ http://www.3s-cd.net/
スリーシェルズ Twitter https://twitter.com/johakyu_

オーケストラ・トリプティーク http://3s-ca.jimdo.com/
オーケストラ・トリプティーク公式Twitter https://twitter.com/info_TRIPTYQUE

伊福部昭百年紀Facebook https://www.facebook.com/ifukube100
生誕90年 芥川也寸志Facebook https://www.facebook.com/akutagawa1925
生誕90年 渡辺宙明Facebook https://www.facebook.com/chumeiwatanabe

執筆者

Yasuhiro Togawa