第14回『TAMA NEW WAVE』ではグランプリ・ベスト女優賞を受賞するなど高い評価を受けた安川有果の長編デビュー作『Dressing Up』のシアターイメージイメージフォーラムの初日が、8月15日に決定しました。。
主演は、柴田剛監督『堀川中立売』でデビューし、神聖かまってちゃん『夕方のピアノ』のMVでローティーンにして圧倒的な存在感を見せつけた祷キララ。山下監督の新作『味園ユニバース』の二階堂ふみ演じるヒロインは彼女がイメージだったといい、同作に祷は制作で参加、二階堂ふみへの大阪弁指導を担当しました。

【ゲスト情報】
15日(土)上映前舞台挨拶 祷キララ(主演)、安川有果(監督)
16日(日)上映後トーク 山下敦弘(映画監督)、祷キララ
17日(月)上映後トーク 今泉力哉(映画監督)、安川有果
18日(火)上映後トーク 石井岳龍(映画監督)、安川有果
19日(水)上映後トーク 高橋洋(映画監督)、大畑創(映画監督)、安川有果
20日(木)上映後トーク 真魚八重子(映画評論家)、安川有果
21日(金)上映後トーク 松井宏(映画批評家、映画翻訳家)、安川有果

【桜井育美役:祷キララコメント】
桜井育美役を演じました、禱キララです。この映画は初めて主演を演じさせていただき、たくさんの貴重な経験もさせていただいた大切な作品です。撮影していた時は、私はまだ小学生でした。経験も浅く、現場慣れしていない私を、監督をはじめ、スタッフや共演者の方々は楽しい雰囲気で迎えてくださいました。休憩時間や撮影の空き時間も、楽しかった思い出がたくさんあります。しかし、撮影が始まるとスタッフや役者の方々は目の色が変わりdressingupの世界感をとことん追求されていて、そんな姿がとても素敵で、私もどれだけ大変だと感じてもこの人達についていこう、と決めていました。セリフも、撮影日も多く、撮影は真冬だったため寒さも厳しくて大変だなあ、と感じることもありましたが、どんな時でも周りの映画関係者の方々は真剣に映画のことを真っ直ぐ考え続けられていて、映画を造る人達の映画にかける情熱や、気持ちをそばで感じました。そんな、たくさんの人達の思いやこだわりがつまったこの作品を観て、皆さんも何かを感じて頂けると嬉しいです。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro Togawa