『第 9 地区』『エリジウム』 と近未来の世界を独自の視点で表現し続けるニール・ブロムカンプ監督の最新作『チャッピー』ブルーレイ&DVD が 9 月 18 日(金)にリリースされる。

舞台は2016年、南アフリカの犯罪多発都市ヨハネスブルグ。自立型ロボットが警官として犯罪抑止の役割を果たす中、1体のロボット(チャッピー)が感情のプログラムをインストールされ自我に目覚めたことから物語が始まる。SF 映画の鬼才としてその地位を確立した監督が新たに解釈する「AI」を描く—。
初回生産限定のプレミアムエディションには、ニール・ブロムカンプ監督自身が影響を受けた監督・作品であることを公言している日本を代表するクリエイター、押井守(『攻殻機動隊』『パトレイバー』)、荒牧伸志(『アップルシード』『キャプテンハーロック』)、伊藤暢達(ゲーム「サイレントヒル」)の3人が描く“チャッピー“のポストカード、「Japan meets CHAPPIE ポストカード 3 枚セット」を封入。
この度、封入されるポストカードの描き下ろしイラストが完成!其々3 人のクリエイターが本編を鑑賞し、一番描きたいと感じたテーマで自由に描いてもらった。無類の犬好きとして知られる押井氏のイラストには、自身の映画にも度々登場するバセットハウンド(犬)とチャッピーとの2ショットを描いている。また、本編に登場するチャッピーの顔の左頬には「$」マークが入っているが、押井氏のデザインには「狗」と描かれている。荒牧氏、伊藤氏からは以下のコメントが到着している。

●荒巻氏コメント
『ニール監督が以前撮っていたショートフィルムにアップルシードのブリアレオスっぽいポリスロボが出ていて、「士郎正宗さんの作品がスキなんだろうな〜」とは思ってたけど、これほどスキだったのか!すばらしい! ムースは 80 年代オリジナルビデオアニメに出てきそうなデザインで、なんだか懐かしくって描きたくなってしまいました。』

●伊藤氏コメント
『劇中、チャッピーが追われる途中で野良犬(?)に話しかけるシーンがあるのですが、それが妙におじさん臭くて”人間味”溢れていて好きです。(イラストは、犬に言う事を聞いてもらえないチャッピーをコンセプトとしました)』

本編ブルーレイディスクには “もう 1 つのエンディング”を含む約 87 分の特典映像が収録されているほか、プレミアムエディションには本ポストカードのほか、特典ディスクもついてくる。特典ディスクには、ニール・ブロムカンプ監督と、彼とともに歩んできた本作主演のシャールト・コプリー2 人を中心とした貴重なインタビューやメイキングなどファン必見の映像が収録されている。 『チャッピー』ブルーレイ&DVDは、9 月 18 日発売、同時レンタル開始。

『チャッピー』9 月 18 日ブルーレイ&DVD 発売
アンレイテッド・バージョン プレミアムエディション【初回⽣産限定】 ブルーレイ 2 枚組 \5,695 +税
本編ディスク(ブルーレイ) 約 120 分+特典映像約 86 分 / 特典ディスク(ブルーレイ) 約 27 分
【初回封入特典】 リバーシブルジャケット、特製ブックレット、ブルーレイ特典Disc、特製ステッカー、Japan meets CHAPPIE ポストカード 3 枚セット
アンレイテッド・バージョン ブルーレイ \4,743 +税 / DVD \3,800+税
※『チャッピー 日本劇場公開版』DVD&BD 9 月 18 日レンタルスタート/8 月 12 日デジタルセル/8 月 26 日デジタルレンタル 先行配信

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執筆者

Yasuhiro Togawa