映画「かぐらめ」(都留市制60周年映画/監督:奥秋泰男 ※2016年公開予定)が第39回モントリオール世界映画祭ファースト・フィルム・ワールド・コンペティションに正式出品されることが決定致しました。
※2015年8月27日〜9月7日/カナダ モントリオールにて開催

モントリオール世界映画祭は1977年に開始されたカナダ最古の国際映画祭の1つで、毎年8月にケベック州のモントリオールで開催され、国際映画製作者連盟 (FIAPF)が公認するコンペティション形式の映画祭です。商業作品だけでなく文化や伝統に注目した作品が多く上映される映画祭としても知られています。
First Films World Competition(ファースト・フィルム・ワールド・コンペティション)は
国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭のひとつで、当コンペは初監督作品が対象となる
部門となります。

公式サイト:http://kagurame.jp/
予告本編:https://youtu.be/JINaHWZDKh8

監督:奥秋泰男コメント
私が幼い頃、父が舞っていた「神楽」。あれから多くの時間が過ぎ、私の故郷の伝統芸能は無くなりました。
父の死をきっかけに、何とか残せないかと思い、映画「かぐらめ」が生まれました。この映画は、家族をはじめ
多くの方々に支えられ、今世界に飛び立とうとしています。この「想い」が世界の方々に観ていただけるだけで
多くの幸せを感じます。山梨の小さな小さな村の話が、今海を渡ります。(多謝)

武田梨奈さんコメント
山梨県の都留市という小さな町を舞台に撮った「かぐらめ」。
プロのスタッフと役者だけではなく、町の皆さんと一緒に作り上げた作品です。日本が誇る伝統文化“神楽”が
世界中の方々にどう響くのか楽しみです。

大杉漣さんコメント
映画『かぐらめ』は、山梨県都留市を舞台に伝統芸能の神楽を通しての親子の物語。決して派手さはありませんが、奥秋監督はじめスタッフ・キャストの溢れんばかりの気持ちのこもった作品になったと思います。
生きることの困難を乗り越え、再生していく人の姿がここにあります。
今回、国内のみならずモントリオールにまでその思いが届いたと聞き、大きな励みと喜びを味わっています。

筒井真理子さんコメント
奥秋監督の故郷の方々の協力で完成した映画を世界の人に観て頂けるのはとても嬉しいです。
武田梨奈さんが役となって私を初めて見た時、互いの関係を一瞬で築けて、大切な作品になると確信したのを
覚えています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa