この度、ジョージ・クルーニー監督・主演『ミケランジェロ・プロジェクト』の日本公開が決定いたしました。

一度は日本での公開中止の憂き目にあった本作ですが、今から70年前の第二次世界大戦下、芸術という文化を後世に残すため、命をかけた無名の英雄たちがいたこと、その事実をこのまま埋もれさせるわけにはいかないという想い、そして公開を楽しみにしていた映画ファンからの熱い声に後押しされ、芸術の秋でもある11月6日(金)を初日とし、改めてプレシディオ配給にて正式に日本公開することを決定いたしました。

レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』、ヤン・ファン・エイク『ヘントの祭壇画』、ロダン『ダヴィデ』、レンブラント、ピカソ、マチス、そして、ミケランジェロ『ブルージュの聖母子像』—。世界中で誰もが見ることができるこれらの名作名画たち。しかし、あるチームがいなければ、これらの美術品は現存していなかったのだ!これは、第二次世界大戦下、ナチス・ドイツ軍によって強奪されたヨーロッパ各国の美術品を奪還すべく戦場に向かったある特殊部隊を描く、【実話】である。

その部隊の名は「モニュメンツ・メン」。美術については筋金入りのプロ、しかし戦闘は全くのド素人の7人の男たち。彼らのミッションは、“ナチスが強奪していった美術品の奪還”。まさに史上最大最高額のトレジャー・ハンティング。あまりに嘘のような実話のために今日に至るまで陽の目を見てこなかった彼らの存在に感銘を受け、自ら立ち上がったのがハリウッドの至宝、ジョージ・クルーニーである。自ら監督・製作・脚本・主演を務め、キャストには『オーシャンズ』シリーズのマット・デイモン、ゴールデングローブ賞ノミネート俳優ビル・マーレイ、『ブルージャスミン』でのアカデミー賞主演女優賞受賞も記憶に新しいケイト・ブランシェットら豪華な面々が集結。知られざる英雄たちの活躍を娯楽性豊かに完全映画化した。一度は日本公開が中止となったものの、改めて正式に公開することになった本作。映画の内容と同じく正真正銘の【掘り出し物】だ。アート専門の特殊部隊が挑む、“美術品救出”プロジェクト、日本公開に向けて再始動!

映画『ミケランジェロ・プロジェクト』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー。

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執筆者

Yasuhiro Togawa