10月10日(土)に公開します3DCGアニメーション映画『GAMBA ガンバと仲間たち』。本作のコミュニケーション・ディレクターを務めます森本千絵によって本編のエンドロール用に描き下ろされたガンバと相棒のマンプクのデザインがこの度解禁となりました。
 オンワード樫山、Canonなどの企業広告、Mr.ChildrenのCDジャケットや、映画『海街diary』の宣伝ビジュアルデザインなど数々の名広告を産み出し、史上最年少かつ女性で初めて受賞した伊丹十三賞を始め、あまたの広告賞も獲得しているアートディレクター・森本千絵。
今回の企画は、『GAMBA ガンバと仲間たち』の製作総指揮を務める白組・島村達雄社長からの「ただのエンドロールではなく、もう1つ別の作品を作るくらいの気概で臨んでほしい」という熱いオファーに、日本が誇るトップアートディレクター・森本千絵が応える形で実現しました。映画『GAMBA ガンバと仲間たち』ではコミュニケーション・ディレクターとして、信頼のおける仲間と共に、本編エンドロールの企画・演出の他にも、宣伝ビジュアルのディレクションなど宣伝に関わる全体的なコンセプトを担当しております。
現在制作中のエンドロールの映像に先駆けて今回解禁されたのは、森本千絵が描き下ろしたガンバとマンプクの1カット。本編の3DCGとは異なる手作り感満載の可愛いガンバとマンプクが、劇場のスクリーンを飛び出して街を旅する様子がエンドロールでは描かれており、本編終了後もガンバとマンプクの新しい物語が楽しめるようになっています。

■コミュニケーション・ディレクター:森本千絵
【コメント】
エンディングの映像はもうひとつの映画をみるかのようにと壮大な依頼をうけ、わたしなりの、ガンバを切り絵でつくり、細かく重ねて白組さんと総力をあげました。映画を見終った方みなさんを劇場から地球の裏側まで旅にいざないます。
楽しんでください。
【プロフィール】
株式会社goen°主宰。コミュニケーションディレクター・アートディレクター。武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科客員教授。1976年青森県三沢市生まれ。1999年武蔵野美術大学卒業後、博報堂入社。
オンワード樫山、Canonなどの企業広告をはじめ、NHK連続テレビ小説「てっぱん」のオープンニングタイトルや、松任谷由実、Mr.Children、miwa、などのミュージシャンのアートワーク、是枝裕和監督「空気人形」「海街diary」など映画の宣伝や、本の装丁、動物園や保育園の空間ディレクションを手がけるなど活動は多岐に渡る。さらに、独自の色を重ね合わせたコラージュやドローイング等の技法を使い絵本や作品等まで創り出している。伊丹十三賞、日本建築学会賞、日経ウーマンオブザイヤー2012など多数受賞。著書に「アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話(サンマーク出版)」「うたう作品集(誠文堂新光社)」「おはなしの は(講談社)」他。(goen°WEB:http://www.goen-goen.co.jp/

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執筆者

Yasuhiro Togawa