9月11日(金)全国公開のマシュー・ヴォーン監督(『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』)最新作、コリン・ファース主演のスパイアクション映画『キングスマン』(配給:KADOKAWA)におきまして、7月29日(水)に映画原作コミック「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」が発売となります。
『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』で世界中の映画ファンを虜にしたマシュー・ヴォーン監督の最新作は、常識を覆す、誰も見たことのない全編キレッキレの超過激スパイアクション!全世界で4億ドルのメガヒットを記録し、続編制作の話も早々に浮上。日本でも9月の公開を待ち望む声が続々と挙がっております。
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企画立ち上げの段階ですでに映画化を視野に製作された本コミック。映画とは異なる設定がいくつか存在するが、中でも注目すべきエピソードについてマーク・ミラーが語っている。「コミックの大きなストーリー展開の一つは、(映画で)サミュエル・L・ジャクソン演じるキャラクターに大勢のセレブが誘拐されることだ。(映画の)オープニング・シークエンスでは、マーク・ハミル演じるアーノルド教授が誘拐されるが、コミックではマーク・ハミル自身だ」。

『スターウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役でおなじみの俳優マーク・ハミルは「マーク・ミラーの書くストーリー、デイヴ・ギボンズのアートワークの大ファンだった」と語り、映画『キングスマン』について「原作がコミックブックでなかったら、私は出演しなかっただろう。マーク・ミラーから連絡がきたので、本作に出演した。彼はコミックブックで、マーク・ハミルとして私の画を使いたいと言ってきた。それから彼は『ところで、映画化を予定していますが、決まった時には、ご自身の役を演じていただけますか?』と、だから『もちろんだ』と答えた。でも、(映画は)脚本の内容が変わって、私は誘拐される人物を演じることになった。科学者の役でね。(笑)」と、コミックがあったからこそ豪華俳優の出演が決まったという秘密を語る。

ちなみに、共同原案として名を連ねるマシュー・ヴォーン監督により、二度の映画化をされ、もはやアメコミ史に残る大ヒットシリーズとなった「キック・アス」シリーズの完結版コミック「キック・アス3」で言及される“頻発するセレブ誘拐事件”とは本作を指しているそうだ。マーク・ミラーの作品世界、マシュー・ヴォーンとの共同製作については、本書に収録された訳者・中沢俊介による作品解説に詳述されている。

ロンドンのサヴィル・ロウで仕立てるスーツや、数々のスパイガジェットなど007シリーズへのオマージュが数多く見受けられ、アメコミには珍しい“イギリスらしさ”を前面に出した「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」。
映画公開を前に発売される本書を楽しんで公開を待望して欲しい。

【題】キングスマン:ザ・シークレット・サービス
【発売・発行】(株)小学館集英社プロダクション
【著】マーク・ミラー、マシュー・ヴォーン[作]
   デイブ・ギボンズ[画]
【訳】中沢俊介
【定価】本体2,000円+税
【発売日】2015年7月29日(水)
【コピーライト】Copyright © 2012, 2013, 2014, and 2015 by Millarworld Limited, Dave Gibbons Ltd., and Marv Films Limited. All rights reserved.

【内容】
イギリスの最下層で救いのない日々を送っている少年エグジー。そんな姿を見かねた親戚のジャックから、ある日彼は驚くべき秘密を告げられる。「じつは自分はMI6のスパイなんだ」。そして才能を見込まれたエグジーも、エリートぞろいのスパイ学校に入学することに。落ちこぼれのエグジーは、謎のセレブ誘拐事件が頻発する世界を救うヒーローになれるのか……? 
『キック・アス』のマーク・ミラー&『ウォッチメン』のデイブ・ギボンズという夢の組み合わせに、映画『キック・アス』監督のマシュー・ヴォーンも加わり、21世紀の新たなスパイ・ヒーローが誕生!
【著者プロフィール】
●マーク・ミラー[作]……『キック・アス』『ウォンテッド』などで知られる、売れっ子コミック・ライター。
●デイブ・ギボンズ[画]……アメコミ史に残る名作『ウォッチメン』の作画で知られるアーティスト。

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執筆者

Yasuhiro Togawa