れるりりによってニコニコ動画に投稿されるや、またたく間に人気楽曲となった『脳漿炸裂ガール』。小説が刊行されるとこちらも大ヒットとなり、現在に至るまで既刊5巻、シリーズ累計45万部を超えている。7月25日には、ボカロ楽曲では初の実写映像作品となる劇場版『脳漿炸裂ガール』も公開され、いまや社会現象といっても過言ではない超人気タイトルとなっている。

今回刊行されるのは、青年雑誌「ヤングエース」にて好評連載中のコミカライズ版となる。シリーズ構成および脚本を務めるのは、小説版の著者であり、劇場版の脚本も務める吉田恵里香。作画担当は新鋭・名束くだん。特筆すべきはその物語であり、小説とは異なるオリジナル展開を見せるまったく新しい『脳漿炸裂ガール』となっている。原曲や小説でファンが馴染んできた作品とはまた別の、れるりり公認のもうひとつの『脳漿』を楽しむことが出来るのだ。

コミックス第1巻の発売日は7月25日。劇場版『脳漿炸裂ガール』とともに、またひとつ新たな物語が幕を開ける——!

『脳漿炸裂ガール』PVをYoutubeにて公開中!(https://www.youtube.com/watch?v=FY-UuUDFWoM

■ストーリー
ごく普通の男子高校生の浮葉いなせの平穏な日々は、同じ高校に通うまると出逢ったことで一変する。荒れ果てた世界、鬼と呼ばれる凶暴な少女たちを前にいなせは一体——!? 渋谷を舞台にしたシリアスアクション、開幕!!

■書誌情報
脳漿炸裂ガール(1)
シリーズ構成・脚本:吉田恵里香
漫画:名束くだん
原案:れるりり(Kitty creators)
キャラクター原案:MW(Kitty creators)

発売日:2015年7月25日発行:株式会社KADOKAWA
レーベル:角川コミックス・エース
定価:本体580円+税

■『脳漿炸裂ガール』とは
オリジナルはれるりりによって制作・投稿されたVOCALOID楽曲。
ニコニコ動画での動画再生回数は390万、関連動画の再生数は合計で4000万を超える。
楽曲からイメージされる物語を、アニメ『Tiger & Bunny』などで脚本を務めた吉田恵里香が小説化。角川ビーンズ文庫レーベルより刊行されており、7月現在で既刊5巻、シリーズ累計45万部となっている。最新刊となる第6巻は8月1日発売予定。
また、VOCALOID楽曲でははじめての実写映画化となる劇場版『脳漿炸裂ガール』も、2015年7月25日に公開開始。十代〜二十代の若者を中心に熱く支持されている超人気コンテンツである。

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執筆者

Yasuhiro Togawa