チェコのアカデミー賞といわれるチェコ・ライオン賞で4部門を受賞。本国では2010年5月に公開され、初登場1位を記録するだけでなく、年間でも『トイ・ストーリー3』『トワイライト サーガ』などのハリウッド大作を抑えての大ヒットとなりました。つきましては、『クーキー』のカーチェイス動画が解禁となりますので、この機会にご紹介いただけますようご検討のほどお願い申し上げます。

http://youtu.be/XPriDtC-2X4

実写映画以上の迫力!!ゆるキャラたちのカーチェイスシーン!!
本作はチェコ伝統のマリオネットによるパペット映画でありながら、スタジオを飛び出して、実際の森の中にロケセットを組み予定の3倍となる100日間もの撮影を敢行した。スヴェラーク監督は「とにかく本物らしい作品にしたかったので、撮影も極力本物の自然の中で行うようにしました。」と本作への強いこだわりを語っている。
今回の特別動画では、クーキーを追ってきたゴミ男や、村長の座を狙うアヌシュカら悪者たちと、クーキー&ヘルゴッドのコンビが森の中を爆走する本格的なカーアクションが堪能出来る。スヴェラーク監督も「『インディージョーンズ』をイメージして撮影した」とコメントしており、実写に負けない迫力のカーチェイスシーンとなった。一方で、頻繁に季節が変わる演出は、宮崎駿監督の作品をイメージしており、こちらのカーチェイスシーンへの強い想いを語っていた。

ミニチュアカーでありながら、車の制作費は\1,000万以上 !!

 肝心のミニチュアカーの制作にも、強いこだわりがあり、なんと普通の車と同じくガソリンを燃料に走っている。車の制作費は、日本円にして1,000万円を超えており、高級車なみの“高価”なミニチュアカーになっている。しかし、撮影中は迫力シーンの連続だった為に、車が何度も故障してしまい、修理チームは、撮影中にオフの日がなかったそうだった…..。また、本作の公開を記念して、こちらのミニチュアカーのレプリカの展示を、上映館である、新宿武蔵野館で行う予定となっている。『クーキー』は8月22日(土)より新宿武蔵野館にて全国順次公開。

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http://data.cinematopics.com/?p=53751

執筆者

Yasuhiro Togawa