濱口竜介監督の最新作『ハッピーアワー』が、この度、第 68 回ロカルノ国際映画祭「インターナショナル・コンペティション」部門に正式招待を受けましたのでご報告申し上げます。メインコンペとなる本部門への選出は、日本勢から唯一であり、2007 年の小林政広監督『愛の予感』以来となる金豹賞獲得にも期待がかかっています。

ロカルノ国際映画祭は、ベネチアやカンヌに続き 1946 年に誕生した世界で 3 番目に古い歴史と伝統ある映画祭です。
インターナショナル・コンペティション部門の最高賞は金豹賞と呼ばれ、過去の代表的な受賞作品には、ロベルト・ロッセリーニ監督『ドイツ零年』、スタンリー・キューブリック監督『非情の罠』、市川崑監督『野火』、ジム・ジャームッシュ監督『ストレンジャー・ザン・パラダイス』、クレール・ドゥニ監督『ネネットとボニ』など、世界的に有名な作品が名前を連ねています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa